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マライア・キャリー『恋人たちのクリスマス』の首位続き、ビルボードチャートで前人未到の記録達成!

2020年01月01日 12:42  Techinsight Japan

Techinsight Japan

『恋人たちのクリスマス』が最新「Billboard Hot 100」で3週連続首位に(画像は『Mariah Carey 2019年12月30日付Instagram』のスクリーンショット)
現地時間12月30日に発表された1月4日付の最新「Billboard Hot 100」で、マライア・キャリーの『恋人たちのクリスマス』が3週連続の首位を獲得した。これにより1990年代、2000年代、2010年代、2020年代と4つの年代(ディケード)においてナンバーワンを制した唯一のアーティストとなったマライアが、前人未到の記録達成に大フィーバーするもようをInstagramストーリーで公開した。

1994年11月のリリースから四半世紀の時を経て、2019年12月に「Billboard Hot 100」チャートで悲願だった1位を獲得したマライア・キャリーの『恋人たちのクリスマス』。同曲は現地時間12月30日に発表された1月4日付の最新「Billboard Hot 100」で3週連続となる首位の座をキープ、2010年代から2020年代へ、年代をまたいでナンバーワンを死守する結果となった。

『Billboard』誌はマライアがこれにより、1990年代、2000年代、2010年代、2020年代と4つの年代(ディケード)においてナンバーワンを制した唯一のアーティストになったことを報じている。マライアが最初に同チャートで1位を獲得したのは1990年の『Vision of Love』、全盛期だったこの時代は他にも次々とヒットを連発し合計14の楽曲がナンバーワンに輝いた。2000年代は『We Belong Together』など4曲がトップの座を射止めている。

2010年代は大きなヒットに恵まれなかったマライアだが、このディケードが終わりを迎えようとしていた2019年12月21日付のチャートで『恋人たちのクリスマス』が見事第1位を獲得した。四半世紀の時を経てようやく成し遂げた快挙に歓喜するマライアだったが、同曲はその後も快進撃を続け、翌28日付、2020年初となる1月4日付の最新チャートと3週にわたりナンバーワンを死守、その結果マライアは2010年代、2020年代と2つのディケードをまたいでナンバーワンの座をキープした形となった。

3つのディケードをまたいでトップの座に君臨したアーティストは、スティーヴィー・ワンダーやマイケル・ジャクソン、エルトン・ジョン、ジャネット・ジャクソン、マドンナ、クリスティーナ・アギレラ、ブリトニー・スピアーズ、アッシャーなどこれまでにも存在していたが、4つのディケードを制覇したアーティストはマライア・キャリーただ1人のみ。トップの座に上り詰めることができるのはほんの一握りのアーティストだけだが、それを4つの年代をまたいで成し遂げることの難しさは並大抵ではない。

そんな前人未到の偉業を達成したマライアは、仲間達とともに派手に祝杯をあげたようだ。Instagramストーリーには、プライベートジェットを前にしたマライアが、シャンパングラスを片手に笑顔をふりまく“ディーバ”らしい姿が公開されており、

「おめでとう!」
「さすがマライア、本物のクイーンの強さを見せつけた」
「2019年最高の締めくくり!」

などたくさんの祝福コメントが寄せられている。

貧しい家庭に育ち、幼少期はクリスマスにいい思い出が少なかったというマライア、かつて『恋人たちのクリスマス』にはそんな自身の憧れがたくさん詰まっていると明かしていたが、同曲がここまで世界中の人々に愛され、四半世紀後に前人未到の記録を打ち立てることになるとは予想だにしなかったことだろう。

画像は『Mariah Carey 2019年12月30日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)