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ビビ、積極的なアプローチと清々しい性格でモテ男・凌を射止める? 『テラスハウス』第27話未公開映像

2019年12月30日 15:22  リアルサウンド

リアルサウンド

『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』(c)フジテレビ/イースト・エンタテインメント

 Netflixで配信されているリアリティーショー『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』。12月24日にYouTubeにアップされた未公開映像には、陶芸を終えた快とビビがそのままランチデートへ行った模様が収められていた。


(関連:凌がモテる理由は“余裕と雄々しさ”にあり? 『テラスハウス』第23話未公開映像


「カリスマ……? 自分に自信がある人。自分を持ってる人が好きかな、一番」


 26TH WEEK本編から、新メンバーとしてテラスハウスに入居したドイツとロシアのハーフ・ラズドゥミナ ヴィオレッタ(以下、ビビ)は、ハリウッド女優を夢見る24歳。現在は、モデルとして活躍している。


 そんなビビは、テラスハウスに住む理由について、新住人インタビューでこう語っている。「最近もう毎日同じって感じで、ずっと彼氏もいなくて。テラスハウスってみんなで住んでるから、めちゃくちゃ楽しそうだなって思って。もしかしたら、好きな人できるかもしれないし。もう、楽しみでしかないです。かっこいい人いるといいな~」。


 彼女はこの言葉通り、入居してすぐに恋に落ちた。相手は、プロバスケットボール選手の凌。凌と言えば、女子プロレスラーの花が一目惚れし、いまも絶賛乙女モード全開中だ。加えて、最近そこに愛華も参戦し、ついこの間まで熱い三角関係を繰り広げていた。ということは、これで現在、テラスハウスで暮らす女性メンバー3人全員の矢印が、凌に向いてしまったことになる。だが、ビビは後から入ってきたことや、花が凌に対して熱烈に好意を抱いていることなど、そういったすべての柵に全く臆することなく、果敢に攻めの姿勢を見せていた。


 27TH WEEK本編で凌と初めて対面したビビ。入居した当日は、凌が不在だったため、花と愛華から彼の話を聞いただけだった。だが、すでにその時点で凌に興味を持っている様子だったビビ。彼の恋愛観などに熱く同意していて、ずっと会うのを楽しみにしていた。そして、念願叶ったこの日。ビビはすぐに凌と打ち解け、彼を気になり始める。彼女は好きなタイプについて、「カリスマ……? 自分に自信がある人。自分を持ってる人が好きかな、一番」と答えていた。確かに凌からは、“自己肯定感の高さ”と“揺るぎない自分”があることを感じる。まさに凌は、ビビにとっての理想の相手、“かっこいい人”なのかもしれない。


 そして恋心を自覚した途端、ビビは女子部屋で花と愛華にもしっかりと報告していた。入居前に「みんなと仲良くなって、楽しい日々を作りたい」と語っていただけに、ビビは行動を起こす前に、まずは恋敵にあたる女子メンバーに自身の想いを打ち明けるべきだと思ったのだろう。共同生活ゆえにいざこざに発展しそうなことは、事前に“報・連・相(ホウレンソウ)”することを怠らず、クリアな状態にしてから突き進む。無自覚かもしれないが、ビビは無駄なトラブルは回避するという心の余裕と賢さをしっかりと兼ね備えているようだ。


 その後、ビビはみんなの前で凌に「すごい私の元カレに似てるんだけどさ」と言ったり、シンクで洗い物をする凌にヒップアタックして“私が食器を洗うよ”ということをお茶目にアピールしたり、右肩だけ出したニットで凌の前に現れて「めっちゃセクシー」と言わせたり、それでも右肩を直すことなくそのまま凌をツーショットに誘ったりと、周囲にひるむどころか、猛アピールを続けている。


 凌がいないところでも、ビビからは好き好きオーラが言動の端々から滲み出ていた。たとえば、ずっと行きたいと言っていた陶芸に、快から誘われるも「(凌なら)行きたい!」と、あまり乗り気でない様子。それは快の前でも隠さずに、顕著に出ていた。結局、快と二人きりで陶芸&ランチデートをすることになったが、事あるごとに「凌が昨日教えてくれた」「凌はなんて言ってた?」と、凌の話ばかり。極め付けには、快に「今日ほかに予定はあるの?」と聞かれたとき、ビビは「ない。でも、凌がなんかLINEで書いてたよね?『家でご飯たべれる人いるの? 今日』って。帰る?」と口にし、さりげなく帰宅を促していた。そして、その日の夜、凌(と快)にしっかりと美味しい手料理を振舞うという怒涛のアタックぶり。


 自分に好意を持ってくれるが興味がない男性(快)には、変に期待を持たせずにバッサリと切り捨て、自分が想う相手(凌)にはアクセル全開でアプローチをかけるビビ。その清々しさに、痺れる。


 「『タイタニック』とか『きみに読む物語』的な愛を信じてた」という純粋な一面を持つビビは、その愛らしさと逞しさ、そして自分を貫く強さで、凌を射止めることができるのだろうか。もしライバルが多い凌を見事に勝ち取った場合、ロシアに持ち帰ってしまうのかも気になるところだ。(文=朝陽空)