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【情報・通信業界編】休日の満足度が高い企業1位は日本マイクロソフト「子どもを持つ女性には働きやすい」

2019年12月30日 08:10  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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企業口コミサイト「キャリコネ」は12月中旬、「情報・通信業界の休日の満足度が高い企業ランキング」を発表した。情報・通信業界に属する企業をピックアップし、キャリコネのユーザーによる「休日の満足度」評価の平均値が高い順にランキングにした。【参照元:キャリコネ】

調査対象は、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「ソフトウェア」「クラウドサービス」「通信キャリア」「ポータル・ネット広告」「格安スマホ、格安SIM」「SNS・無料通信」「携帯向けコンテンツ」「ITサービス」に記載があり、対象期間中に「キャリコネ」に20件以上評価が寄せられた企業。対象期間は、2015年4月~2018年3月。

1位は「日本マイクロソフト」で、休日の満足度は5点中4.41。2位以降、「ニフティ」(4.39)、「NTT東日本(東日本電信電話)」(4.31)、「グーグル」(4.29)、「NTTドコモ」(4.18)、「エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ」(4.17)、「NTT西日本(西日本電信電話)」(4.09)、「NEC(日本電気)」(4.05)、「SCSK」(4.02)、「ヤフー」(4.00)と続く。

日本マイクロソフト「休日出勤は基本ほとんどない」

1位「日本マイクロソフト」の働く人からは、

「子どもを持つ方の時短勤務は積極的に行われており、子どもを持つ女性には働きやすい会社です。休日出勤は基本ほとんどありません。上司から指示されるケースは聞いたことがなく、個人判断での出社と思います」(マーケティング/30代後半男性/年収860万円/2014年度)

といった口コミが寄せられている。同社は、2011年の日本法人設立 25 周年を機に都内オフィスを統合し、品川に本社を移転。社員が働きやすい環境づくりに加え、ビジネス面での成長も念頭に置き、AIを駆使した「生産性の高い働き方改革」を推進中。

2011年の本社移転時からテレワークを積極的に推進しており、2015年には厚生労働大臣表彰「輝くテレワーク賞」優秀賞を受賞。2016年からは本格的にテレワーク勤務制度を導入し、就業規則による働く場所やテレワークの回数の制限を撤廃した。また、始業や終業の時刻に関する規定も撤廃し、コアタイムなしのフレックスタイム制度に変更された。その結果、柔軟な働き方が可能になり、2011年からの5年で女性の離職率は4割減少。ワークライフバランスについての社員満足度も4割上昇した。

また2019年は、通常の有給休暇に加えて新たに5日分の休暇を付与し、「夏季限定で週休3日制を導入する」と発表。単に休暇取得を奨励するのではなく、各社員の働き方に合わせ、テレワークを利用しながら「働く」と「休む」を自ら選択できる「ワーク・ライフ・チョイス」を通して、社員の生産性や創造性の向上を目指す狙いだ。