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『マザーレス・ブルックリン』ウィレム・デフォーのインタビュー映像公開

2019年12月29日 13:02  リアルサウンド

リアルサウンド

『マザーレス・ブルックリン』(c)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

 2020年1月10日に公開となる『マザーレス・ブルックリン』より、ウィレム・デフォーのインタビュー映像が公開された。


参考:映像はこちら


 『真実の行方』『アメリカン・ヒストリーX』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のエドワード・ノートンが約20年振りにメガホンを取り、監督・脚本・製作・主演を務めた本作は、当時の犯罪映画を彷彿とさせる古典的なスタイルで、今の社会問題にも繋がる現代的なテーマを描いたアメリカン・ノワール。


 『ダイ・ハード』シリーズのブルース・ウィリス、『美女と野獣』のググ・バサ=ロー、『ミッション:インポッシブル』シリーズのアレック・ボールドウィン、『スパイダーマン』シリーズのデフォーらが脇を固める。


 ノートンが演じた主人公ライオネルは、ウィリスが演じたボスのフランクが死の直前に関わっていた事件の捜査を引き継ぎ、大規模な開発計画に対する公聴会の場で謎を知る男ポールと出会う。ライオネルが追っている事件に潜む秘密に関わるポールは、ライオネルを導く重要な役として登場する。ポールを演じたデフォーは、「エドワードとは、ずいぶん前から友人だ。共通の友人もいるし、共演した作品もある」と語る。


 さらに、「指示は簡略化され、しっかりとした信頼関係があり、すべてがスムーズに進む」と俳優が監督を兼ねる作品における“ムダのない撮影”の素晴らしさを語る一方で、「すべてがやり直しのきかない、賭けになる」と今回の作品のような“野心的な撮影”から生まれる緊張感もあることを明かす。


 最後に、1950年代を舞台にし、ニューヨークでロケ撮影して、予算額はさほど大きくない本作では、常に確信を持ちながら効率的に進めることが大事であり、この作品が成功した理由は、ノートンが物語を中と外から同時に見守っていたことが大きいとデフォーは熱弁する。(リアルサウンド編集部)