スナップレイスは12月27日、「デート」に関する調査結果を発表した。調査は12月にネット上で実施し、全国47都道府県の10~60代約3000人から回答を得た。
出会いのきっかけが「合コン」と答えた人の割合を都道府県別にみたところ、1位には「群馬県」が輝いた。2、3位は地理的にも近い「愛知県」と「三重県」。身近な出会いでなく、職業や年代が異なる人との出会いを探す人が多いのだろう。
SNSランキング、2位は「福井県」3位「兵庫県」
続いて「ナンパ」ランキングは、1位が「熊本県」。次いで「福岡県」「沖縄県」と南方の都道府県がトップ3を独占した。「博多美人」などと評される福岡県は、女性が多い都道府県としても知られている。積極的にナンパするアクティブな男性も多いのだろう。
「マッチングアプリ」ランキングについては、1位が「滋賀県」に。このほか「愛媛県」「岡山県」も上位にランクインした。東京や大阪といった都市圏の利用者が多そうにも感じるが、こうした地域では他の出会いも多いため、マッチングエリアの比率は低かったという。
「SNS」ランキングの1位は「京都府」。2位以降には「福井県」「兵庫県」が続いた。こうした地域では、リアルの付き合いだけでなく、ネット上のコミュニティから出会いを探す人が多いようだ。
身近なコミュニティからデートにつなげる人も 「職場・学校」「習い事」など
「職場・学校」と答えた人数のトップ3は「奈良県」「鳥取県」「鹿児島県」。身近な関係からデートにつなげている人が多い県といえる。
また、同じ身近な関係でも「習い事」がきっかけと答えた人は「沖縄県」「新潟県」「静岡県」で多かった。共通の関心や価値観からデートにつなげることで、カップルに発展した後も会話が弾みやすいかもしれない。
このほかの回答では「部活・サークル」「バイト」や「イベント」「旅行先」からデートに発展したという人もいた。回答者からは
「出会いのきっかけとなった合コンの翌週に、ちょうど花火大会がありました。最初は合コンのメンバーみんなで『花火に行こう』と盛り上がっていたのですが、スケジュールを確認すると行けない人が続々と。一旦は、『じゃあ、この話はお流れだね』となっていたのですが、解散の時にこっそり耳元で『二人だけで花火行かない?』と言われました。それが初デートのお誘いでした」(愛媛県、52才女性)
「マッチングアプリにてマッチングしたあと、相手の趣味や住んでいる所の話などをして、大体一週間程度話が続き盛り上がってきた所で、一度会って話してみたいから食事でもどうですかとお誘いした」(滋賀県、28歳男性)
「僕は、高校の1年生の時、盲腸で入院していました。僕の病室に来る若い女性の看護師さんがいました。毎日、顔を合わせるので、だんだんと仲良くなり、退院するころには仲良く話もするようになっていました。退院の際にお礼を言いました。その際にデートに誘いました。その時の返事は、OKでした。その当時の看護師さんが、今までずっとサポートしてくれています奥さんです」(茨城県、43歳男性)
とさまざまな体験談が寄せられた。