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東京メトロ銀座線、全駅で外国人向け案内チャットボットの実証実験

2019年12月27日 16:12  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
東京メトロとビースポークは、AIによって訪日外国人向けコンシェルジュ業務を行うスマートフォン用チャットボットサービス「Bebot(ビーボット)」の実証実験を行っている。実験期間は2020年2月29日までとなる。

チャットボットはユーザーの質問にAIがテキストで自動的に対話するプログラム。実証実験は訪日外国人旅行者の利用が多い銀座線の全19駅を対象に実施する。

駅事務室や駅構内に掲出している「Bebot」案内ポスターのQRコードをスマートフォンでスキャンするとチャットページが立ち上がり、チャットサービスが開始される。おもに乗車券案内、現在地周辺の観光案内、各駅施設情報の質問に英語で回答。アプリなどのダウンロードは不要で、使用料も不要となっている。

実証実験を通して訪日外国人旅行者のニーズやAIの有効性などを検証し、今後の案内ツールの充実に役立てるとのこと。(佐々木康弘)