トップへ

デザイナーのエマニュエル・ウンガロが死去

2019年12月27日 11:05  ナリナリドットコム

ナリナリドットコム

写真
フランス人デザイナーのエマニュエル・ウンガロが他界した。86歳だった。1965年に自身の名を冠したファッションブランドを設立。2004年に引退表明をしたエマニュエルだが、先週末に亡くなっていたことが同ブランドから発表された。

その他の大きな画像はこちら



インスタグラムにはこうつづられている。

「2004年にブランドを去りはしましたが、それからも彼はレーベル及び世界のファッション業界を刺激し続けていました」
「誘惑と華美と同義のその仕事は記憶と共に残り続ける事でしょう。色彩豊かなドレープ、プリント柄の組み合わせ、女性とその官能性といったことです」

今回の訃報に対し、イタリア人デザイナーのヴァレンティノ・ガラヴァーニはこうコメントしている。

「ウンガロは最高で気前の良い友人だった。いつだって笑顔で優しさに溢れる、ファッション業界では非常に稀な人間だった」
「彼の色使い、ドレープ、全てのドレスに注いだファンタジーはファッション史の中で重要な位置づけを得るに相応しい」

また、スペインのブランド、バレンシアガも声明で、「自身のブランドで一時代を築く前、彼はクリストバル・バレンシアガと親密なコラボをしていました。遺族の方々へ心からお悔やみ申し上げます」と悲しみのコメントを寄せている。

ブランドのエマニュエル・ウンガロは2005年に実業家のアシム・アブダラに売却され、リンジー・ローハンがアドバイザーを務めるなど、その創造性が著しく変わったとされていた。現在も同ブランドはウィメンズを中心に存続しており、ラグジュアリーな家具や香水なども発表している。


元記事はこちら:https://www.narinari.com/Nd/20191257730.html