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嵐・二宮和也、YouTube動画の活用法を明かす 「踊りもパズルも、見れば見るほど上手くなる」

2019年12月26日 10:52  リアルサウンド

リアルサウンド

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 嵐の二宮和也が12月22日放送のラジオ『BAY STORM』(bayfm)にて、“YouTube動画の活用法”について語っていた。


(参考:嵐・二宮和也、自宅にWi-Fiを6回線引いている理由を明かす 「わかってくれる人いないですね……」


 この日は「ダンスを習っていているが、覚えるのに時間がかかる」というリスナーから、「二宮くんは、難しい振りをどうやって覚えていますか?」という質問メールが届いていた。二宮はまず、「数をこなすしかないんじゃない?」と語った上で、「時間をかけて覚える人と、すぐに覚えられる人という体質もある」として、「俺はそんなに時間がかからない。(早く覚える方法は)考えたことなかった」と明かしていた。


 また、ジャニーズJr.時代は、振り付けを覚えるのは「宿題」のようなもので、覚えてこないと怒られるため、「早く覚える癖がついた」とも。


 二宮はもともと、「写真的に(ビジュアルで)覚える人間」だという。そして、ここでベイストでおなじみになっている、アプリゲーム『パズル&ドラゴンズ』(パズドラ)の例えが飛び出す。いわく、YouTubeのゲーム実況動画で「パズルの組み方」を勉強しているようで、「自分のやり方だと間に合わない。ここを速くか、斜め移動か、というのを見てやる」とのこと。「それが踊りかパズルかの違いだけで、見れば見るほど上手くなる」と、ダンスにおいても動画を繰り返し見て視覚的に覚えることを勧めていた。


 もちろん、見るだけではなかなか覚えられない人もいる。そんな人に対して二宮は、「見てもできないことは俺もあるけど、見ていれば『何をやっているか』がわかって、何をやっているかがわかれば『何をしたらいいか』がわかる」と語っていた。感覚的に動いているように見えて、“完成形”から逆算してやるべきことを見つけていく、という論理的な方法を取っているのが二宮らしい。


 ちなみに、二宮は俳優業においても、「セリフもそう。『こういうことを言ってたな』とバチンと記憶して、場面展開とかを理解して、その上で自由にやらせてもらってます」とのこと。やはりまずは全体像を理解して、そこから「どう動くべきか」を逆算し、自分なりの解釈で演技をしているようだ。もちろん、台本通りのセリフをバッチリ決めるときもあるが、アドリブでつい間違ってしまうこともあるようで、「共演者の方に助けてもらってます」と周囲に感謝していた。


 YouTubeにはユーザー発信の多種多様なコンテンツがあり、ダンス/振り付けやゲームプレイのみならず、ボイストレーニングから楽器演奏、ペットの飼い方から英会話や資格取得のためのポイントまで、ハウツー&解説動画も多い。何かに行き詰まっている人は二宮のアドバイスに従い、各分野の“上級者”による動画を探してチェックしてみてはいかがだろう。


(向原康太)