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アダム・ドライバーが歌い踊る 『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』本編映像公開

2019年12月26日 08:02  リアルサウンド

リアルサウンド

『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』(c)2017 Tornasol Films, Carisco Producciones AIE, Kinology, Entre Chien et Loup, Ukbar Filmes, El Hombre Que Mató a Don Quijote A.I.E., Tornasol SLU

 2020年1月24日に全国公開される映画『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』より、本編映像が公開された。


参考:映像はこちら


 第71回カンヌ国際映画祭のクロージングを飾った本作は、スランプに陥ったCM監督トビーが、10年前に撮影した映画『ドン・キホーテを殺した男』でドン・キホーテ役に抜擢した老人ハビエルと再会したことで、奇怪な旅路に巻き込まれていく模様を描いた物語。


 主人公トビーを『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のアダム・ドライバーが演じるほか、ジョナサン・プライス、ステラン・スカルスガルド、オルガ・キュリレンコらが出演。モンティ・パイソンのメンバーとしても知られるテリー・ギリアム監督が、構想開始から約30年をかけ本作を完成に導いた。


 公開された映像では、トビー役のドライバーが、必死の想いで陽気に歌って踊るコメディ感あふれる姿が切り取られている。ドン・キホーテとの旅路の最中にトビーは、自身が学生時代に撮影した映画の主演女優アンジェリカと奇跡的な再会を果たす。しかし、アンジェリカがトビーのことを「妖術師(エンチャンター)なの」と誤解を招く発言をしたことにより、ドン・キホーテは血相を変え、妖術師を成敗すべくトビーに向けて剣を振るう。


 唐突に命の危機に瀕してしまうトビーは、窮地を脱するべく「歌手(チャンター)」だと必死のアピール。さらに、自分はコメディアンで歌手でもある“エディ・カンター”だと取り繕う。その証明として、トビーは高らかな歌声と陽気なステップによる命を懸けたステージを披露する。(リアルサウンド編集部)