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上白石萌音がゾンビ、のん&伊藤理々杏が少年役 『リトル・ゾンビガール』

2019年12月25日 13:00  CINRA.NET

CINRA.NET

『日生劇場ファミリーフェスティヴァル2020 NHKみんなのうたミュージカル「リトル・ゾンビガール」』出演者
『日生劇場ファミリーフェスティヴァル2020 NHKみんなのうたミュージカル「リトル・ゾンビガール」』の全出演者と公演日程が発表された。

NHK『みんなのうた』の楽曲を全編にわたって使用したオリジナル作品となる同作は、人里離れた森で暮らすゾンビの少女ノノと、街で暮らす人間の少年ショウの友情を描いた作品。ゾンビの住処である森に人間たちが押しかけてきたため、正体を隠して人間の街を訪れたノノは、「人間は恐ろしい奴ばかり」と聞いていたにもかかわらず人間のショウと仲良くなり、その優しさに戸惑うというあらすじだ。

ノノ役は上白石萌音と熊谷彩春、ショウ役はのんと伊藤理々杏(乃木坂46)のダブルキャスト。ノノとショウの友情を見守るゾンビの長老リリィ役を一路真輝、ショウの父親クルス役をエハラマサヒロ、ショウのクラス担任ハル役をRiRiKA、ゾンビの親分役をコング桑田が演じるほか、新井海人、石飛幸治、今込楓、大泰司桃子、小山雲母、斎藤准一郎、高瀬育海、田村雄一、みい、武者真由、武藤寛、良田麻美が出演する。

脚本を徳野有美、演出を鈴木ひがし、振付を紀元由有が担当。劇中では“手のひらを太陽に”“コンピューターおばあちゃん”“アップル パップル プリンセス”、SEKAI NO OWARIのSaoriとNakajinの共作“プレゼント”などが使用される予定だ。

上白石萌音は「のんさんと初めてご一緒できることがとても嬉しいです。先日の撮影でお会いした時、ショートカットから覗く大きな潤んだ瞳に吸い込まれそうになりました。お互い子どもに戻って向き合う日が楽しみです」、熊谷彩春は「台本を読みながら、ノノとショウの小さな友情物語に涙が溢れました。小さい頃の自分自身とノノが重なる部分が沢山あって、今から演じるのがとても楽しみです」と語っている。

のんは「『みんなのうた』を見て育った子どもの1人なので、今回参加できるのをとても嬉しく思っています。みんなが聴いて歌ってきた曲達が揃うので、私も大切に歌わなければと身が引き締まる思いです」、伊藤理々杏は「男の子の役は初めてなので挑戦ではありますが、楽しみです。小さいお子さんや大人の方まで幅広く皆さんが楽しんで頂けて、心に届くような舞台となるよう精一杯頑張ります」とコメント。

鈴木ひがしは「人が幸せになるために大切なことは何か、この物語のテーマです。私たちは受験戦争、会社での出世、競争社会の中で勝ち抜いて『成功』し続けることが、『幸せ』であることと思い、夢中になってはいないでしょうか。しかし、貧しさの中にも『幸せ』は自分と相手とのつながりのなかに感じることができます。それは、家族やともだちのなかに、気づかないうちにあるもの、また苦労して手に入れるものだったりします」と述べている。

『リトル・ゾンビガール』は7月17日から東京・有楽町の日生劇場で上演された後、7月29日に岩手・盛岡の岩手県民会館、8月28日に愛知・名古屋の日本特殊陶業市民会館、8月30日に静岡・静岡市清水文化会館マリナート、9月5日に群馬・伊勢崎市文化会館、9月12日に兵庫・西宮の兵庫県立芸術文化センター、9月26日に大分・iichiko総合文化センター、10月3日に大阪・岸和田の南海浪切ホールを巡る。チケットの販売情報は後日発表。

■上白石萌音のコメント
個性豊かで頼もしい共演者の皆様の顔ぶれに、今からワクワクしています。
中でものんさんと初めてご一緒できることがとても嬉しいです。
先日の撮影でお会いした時、ショートカットから覗く大きな潤んだ瞳に吸い込まれそうになりました。
お互い子どもに戻って向き合う日が楽しみです。
全国のご家族にこの温かい物語を届けられるよう、皆さんと楽しみながらがんばります!!
劇場でお待ちしています!

■熊谷彩春のコメント
素晴らしい先輩方やスタッフの方々と一から新しい作品を作り上げていけることを本当に光栄に思います。
また、長い年月多くの人に愛されている「みんなのうた」にこのような形で関わらせていただけてとても嬉しいです。
台本を読みながら、ノノとショウの小さな友情物語に涙が溢れました。小さい頃の自分自身とノノが重なる部分が沢山あって、今から演じるのがとても楽しみです。
どんな困難に直面しても自分の道を進んでいくノノの勇気を全国の皆様にお届けできるように精一杯努めます。
是非劇場にお越しください!

■のんのコメント
私も、「みんなのうた」を見て育った子どもの1人なので、今回参加できるのをとても嬉しく思っています。
みんなが聴いて歌ってきた曲達が揃うので、私も大切に歌わなければと身が引き締まる思いです。
そして今回は初めての少年役。青年役はやった事あるけど、少年は初めて。新たな挑戦の場を経験する事に喜びを感じています。
キャストの皆様はじめ、素敵な演出・スタッフの皆様と共に希望に溢れるミュージカルを届けられるよう、頑張りたいと思います。

■伊藤理々杏(乃木坂46)のコメント
出演させて頂くことを聞いた時はとても驚いたと共に、とても嬉しくなりました。「みんなのうた」は小さい頃よく見ていたので、その舞台というとどんな感じなのだろうと期待に胸を膨らませています。男の子の役は初めてなので挑戦ではありますが、楽しみです。小さいお子さんや大人の方まで幅広く皆さんが楽しんで頂けて、心に届くような舞台となるよう精一杯頑張ります。よろしくお願いします。

■エハラマサヒロのコメント
「コンピューターおばあちゃん」のシュールさに心奪われた小さい頃から今も忘れずに心に残っている「みんなのうた」の楽曲の数々。4人の子育てをしてる今、家では毎日流れているのでどの曲でも歌える準備は出来ています(笑)。一体どんなミュージカルになるのか、きっと明るく楽しい世界になると思いワクワクしております。お子さんから大人の方まで幅広い皆様に幸せをお届け出来るよう頑張ります!

■RiRiKAのコメント
ご出演の皆さん、スタッフの皆さんの顔ぶれを拝見すると、これは面白いものが出来そうだなぁと今から楽しみです!
オリジナル作品ということで、ゼロから作る一員として自分も力になれるよう精進したいと思います。
特に楽しみにしていることを三つ書きます。
①「みんなのうた」。名曲ばかりなので、全国の皆さんへお届けできることに今からワクワクしています!
②演出の鈴木ひがしさんは私にお芝居の楽しさを教えてくださった方のひとりです。久しぶりにご一緒できて本当に嬉しいです。
③宝塚の大先輩である大好きな一路真輝さんとお芝居で共演させていただくのは初めてのことで、近くで沢山のことを学ばせて頂ける環境に感謝したいと思います。
よろしくお願いいたします!!

■コング桑田のコメント
ゾンビの親分役を頂き、「みんなのうた」との初コラボで長期公演!!最高にハッピーです。
「みんなのうた」のスタートが私の生まれた1961年。同級生!
1966年「ドナドナ」で悲しさ、「オバケなんてないさ」で勇気を、73年「さらばジャマイカ」で哀愁、他にも「北風小僧の寒太郎」「南の島のハメハメハ大王」「ドラキュラのうた」「動物園へ行こう」「シャーロックホームズとワトソン博士」「ボクたち大阪の子どもやでェ」。歌の楽しさ、歌う喜びの種を私に撒いてもらいました。
「みんなのうた」はミュージカル舞台に立つ私の礎、バックボーンと言えます。
今回の舞台を通して、知らないとか、姿かたちで差別したり、話した事もないのに噂だけで他人と壁を作ったりして欲しくない!楽しくないからねって、大人にも、子どもにも、私自身にも伝えたいです。

■一路真輝のコメント
「リトル・ゾンビガール」日生劇場から始まり、全国のお客様にも観て頂けることをとても嬉しく思っています。東北から九州まで16箇所も!
その土地の魅力を堪能させていただきながら、わたしたちもお客様に素敵な時間をお届け出来たらと思っております!
共演の皆様は、はじめましての方も沢山いらっしゃいますが、お久しぶりのコング桑田さんとご一緒出来るのも楽しみです。
NHKの「ブンバ・ボーン!」で全国のお子様にもお馴染みのコングさんが、全国回られたらきっと皆様、大喜びでしょうね!いろいろ楽しみがいっぱいです!

■鈴木ひがしのコメント
人が幸せになるために大切なことは何か、この物語のテーマです。私たちは受験戦争、会社での出世、競争社会の中で勝ち抜いて「成功」し続けることが、「幸せ」であることと思い、夢中になってはいないでしょうか。しかし、貧しさの中にも「幸せ」は自分と相手とのつながりのなかに感じることができます。それは、家族やともだちのなかに、気づかないうちにあるもの、また苦労して手に入れるものだったりします。
今回、NHK「みんなのうた」の名曲にのせて、ゾンビと人間のこどもたちが、生きるために大切なことを探しに歩き出します。
2020年の夏、劇場に起こる奇跡を一緒に体感してください。