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『ジュディ 虹の彼方に』日本版予告編 レネー・ゼルウィガーが「オーバー・ザ・レインボー」熱唱

2019年12月25日 12:12  リアルサウンド

リアルサウンド

『ジュディ 虹の彼方に』(c)Pathe Productions Limited and British Broadcasting Corporation 2019

 2020年3月6日に公開される『ジュディ 虹の彼方に』より、日本版予告編が公開された。


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 ハリウッド黄金期を象徴する映画『オズの魔法使』で、17歳にして一躍スターダムを駆け上がり、その波瀾万丈の人生と圧倒的なステージパフォーマンスで、伝説のミュージカル女優として知られるジュディ・ガーランド。本作では、彼女が47歳の若さでこの世を去る半年前、1968年の冬に行われたロンドン公演の日々を鮮烈に描く。


 公開された予告編では、『オズの魔法使』のドロシー役でスターとなってから30年が過ぎ、借金を抱え住む家もなくなったジュディが、ロンドンでのショーを提案される姿が描かれる。迎えた公演初日、「口がカラカラ。歌えない」と弱音を吐くが、ステージの上では超一流のエンターテイナーの姿を見せ、公演は連日満席。しかし、愛する子供たちと離れ離れになり、疲労が溜まっていくジュディは終いにはステージで倒れてしまう。


 全てを失いつつあるジュディ。しかし、自分が愛される場所はステージしかないと、輝くために、生きるために思いを込め「オーバー・ザ・レインボー」を歌唱。万雷の拍手が響き渡る最後のステージが切り取られている。


 ジュディ・ガーランドを演じたのは、『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズのレネー・ゼルウィガー。自らもジュディ・ガーランドの大ファンと語るゼルウィガーは、正式なリハーサルの1年前からアメリカで歌のコーチとトレーニングを開始し、その後、音楽監督のマット・ダンクリーと一緒に4カ月のリハーサルを行い、ジュディの動きすべてをマスターした。


 現在ゼルウィガーは、第77回ゴールデングローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)のほか、全米映画俳優組合賞でも同賞にノミネート。既にナショナル・ボード・オブ・レビュー、英国インディペンデント映画賞では主演女優賞を受賞するなど、世界の映画賞を席巻している。(リアルサウンド編集部)