2019年12月24日 12:02 リアルサウンド
2020年3月に公開されるドキュメンタリー映画『わたしは分断を許さない』のメインビジュアルが公開された。
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本作は、ジャーナリストの堀が、5年の歳月をかけて追ったドキュメンタリー映画。前作『変身-Metamorphosis』から5年、東京電力福島第一原子力発電所事故の取材を開始してから約10年の間に行った膨大な取材記録。それらが浮き彫りにした数々の“分断”の姿を映し出す。
メインビジュアルには、分断の象徴ともいえるフェンスと、ヨルダンの子供たちの弾け飛ぶ笑顔と共に、「こんなはずじゃなかった。それでも、諦めたくない。」という強い気持ちがコピーに込められている。
また、ジャーナリストの田原総一朗と、最新監督作『ラストレター』の公開も控える岩井俊二からコメントが到着した。
■田原総一朗/ジャーナリスト
やっかみに近い気持ちにさえなった。堀潤氏の厳しい着眼力と、何よりもすさまじい取材エネルギーに対してである。特に福島や沖縄問題では、私自身の捉え方の甘さを痛感させたれた。
■岩井俊二
片方の手は握手のために取っておかねば。
相手が誰であっても。
(リアルサウンド編集部)