2019年12月24日 10:02 リアルサウンド
2020年1月31日に公開となる『続・荒野の用心棒』デジタルリマスター版より、令和版予告編が公開された。
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本作は、セルジオ・コルブッチが1966年に製作したマカロニ・ウェスタン。メキシコとの国境沿いにある寂れた村に、棺桶を引き摺る一人の男がやってきた。謎に満ちた男の名はジャンゴ。メキシコ革命軍と元南軍兵士の抗争に巻き込まれ、なぶり者にされていた女マリアを助けることにより、報復の矛先となるジャンゴ。秘められた過去を背負う男の棺が開くとき、死闘の火蓋が切って落とされる。
今回上映となるのは、2018年にチネテカ・ディ・ボローニャにてオリジナルネガから4Kスキャン・レストアされたバージョン。予告編では、底なし沼の深さや粘り気、覆面の赤、そしてタランティーノがオマージュを捧げた『レザボア・ドッグス』耳切断シーンの本家本元が鮮明に映し出されている。後半では、おなじみのヒット曲「さすらいのジャンゴ」が流れる。
死の影を背負った流れ者のガンマン“ジャンゴ”を演じたのは、本作を機に100本以上の映画に出演することになったフランコ・ネロ。反骨心と虚無感、粘り強さと体制に立ち向かうジャンゴの姿を活写し、今も語り継がれる究極のヒーローとなった。(リアルサウンド編集部)