村上隆が父と弟の3人で作品展「バカな家族の狂詩曲」開催、"ガラクタ"を展示

村上隆と村上の父である福壽郎、日本画家として活動する弟の裕二の3人による展覧会「バカな家族の狂詩曲（ラプソディ）：村上福壽郎、隆、裕二」が、カイカイキキギャラリー（Kaikai Kiki Gallery）でスタートした。

　展覧会ではアルツハイマーを患う父と、父の介護の末に脳梗塞で倒れた母が2人とも介助施設に入ったことをきっかけに隆が福壽郎の作品を撮影して制作した作品集とリンクさせ、高齢になった時の生き方への不安や共感を織り交ぜた鑑賞を提案する。会場にはタクシー運転手だった福壽郎が趣味で作った造作作品を中心に、隆と裕二のアート作品を展示。隆が「ガラクタ」と表現する福壽郎の作品群は、主に日々の生活の中で作った小道具などで構成する。入場料は無料で、会期は2020年1月18日まで。
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■バカな家族の狂詩曲（ラプソディ）：村上福壽郎、隆、裕二会期：2019年12月23日（月）～2020年1月18日（土）時間：11:00-19:00閉廊日：日、月（12月23日を除く）、祝、2019年12月28日～2020年1月6日会場：Kaikai Kiki Gallery住所：東京都港区元麻布2-3-30 元麻布クレストビル地下1階
Kaikai Kiki Gallery公式サイト