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心もスッキリ! ライフオーガナイザーが2019年に処分した3つのモノ

2019年12月23日 07:02  マイナビニュース

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
自分の持ち物を見直して「これでスッキリ!」と思っても、時間の経過とともに吟味したはずの持ち物に違和感を覚えることもあるのではないでしょうか。その違和感は、"私たち自身の変化"が原因の1つかもしれません。

今回は自身が変化したことで必要がなくなり、処分した3つのモノをご紹介します。

○1.細いヒールの靴

靴は大事なファッションアイテムですよね。

私もこれまで、仕事の時にはヒールの靴を履くことで、自分の気持ちを盛り上げているようなところがありました。けれど、段々とヒールの靴を履くことが負担に感じるシーンが増えてきました。

今の私にとっては、自分が身に付けるものの"見た目"より、"心地よさ"を重視した方が、自分のパフォーマンスは高まる、ということに気がつき、身に付けるものを見直すことに。

細いヒールの靴は手放し、低めのチャンキー(太い)ヒールの靴に買い買えました。無理なく歩けてご機嫌でいられる、今の自分に合った靴を手に入れることができたので、靴の数は減りましたが、満足度はアップしました。
○2.サイズアウトした子ども服

これまでサイズアウトした子ども服は保管しておき、知り合いに譲っていました。わが家もお下がりをたくさんもらって、本当に助かった経験があったからです。

けれど子どもたちが大きくなってくると、体が大きくなるスピードも少し緩やかになるようで、これまで1年着たらサイズアウトしていた服も、2年くらいは着られるように。

その分痛みも激しくなりましたし、譲る先のお子さんも成長し、好みがハッキリしてきたこともあって、サイズアウトした服を"譲る"のではなく、そのまま処分することにしました。

今は着られなくなった時点ですぐに、自宅内に用意しているリサイクルボックスへ服を投入。月2回ある古着回収日にまとめて出しています。

これまではサイズごとに保管したり、季節が変わるごとに譲る衣類はないかをチェックしたりしていましたが、その手間も手放すことができました。
○3.炊飯器

炊飯器が故障してしまったので、そもそも処分せざるを得なかったのですが、その後、新しい炊飯器は買わずに、お鍋でご飯を炊くようになりました。

わが家の場合、沸騰したら弱火で13分。その後、火を止めて蒸らします。

炊飯器でご飯を炊くよりも時間短縮になるのはもちろんですが、かかる時間は短いのに、お鍋で炊いたご飯の方がおいしく感じるので、無理なく続いています。

子どもが小さかった時は、ご飯を作っている時に愚図ることが多く、夕方の家事を少しでも減らすために、空いた時間に予約機能を使ってご飯を炊く準備をしていました。

その習慣もあって、炊飯器はわが家にとってはなくてはならない家電だと思っていたのですが、いざ処分してみると、それほど不便を感じないことに驚いています。

炊飯器を置いていたスペースが空いたことで、作業スペースも増え、キッチンの使いやすさもアップしました。

また、こだわると10万円超えするものもある炊飯器を買わずに済んだことで、節約にもなりました。
○自分の変化にモノも合わせる

私たちは日々変化しています。さらに、自分自身の変化だけでなく、子どもの成長や働き方の変化など、取り巻く環境も変わっていっているのです。

私たち自身が変わるのですから、これまで持っていたモノの好みや続けていた習慣が合わなくるのも当然のことです。

今の自分、今の家族、今のわが家の状況を改めて観察することで、これまでとの違いに気付き、処分した方がいいと思うものも自然と見つかるかもしれません。

○長谷部敦子
ラーゴムデザイン代表、ファイナンシャルプランナー、マスターライフオーガナイザー、メンタルオーガナイザー父親の看取り介護、自身の結婚を通して、「心」と「お金」の整え方を知ることの必要性を感じ、学びを深める。2012年・2014年の出産を経て、2015年に「しなやかな生き方をデザインする」をコンセプトに起業。家計・起業・扶養などに関わるお金の悩みや、働きたい女性のメンタルについての相談・講師業を中心に活動。働く母の目線で、日々のくらしを快適にする仕組みづくりについての執筆も行っている。「生き方デザイン設計室」(長谷部敦子)