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木梨憲武の歌手としての魅力について松本孝弘がコメント「笑いも音楽も間が大事」

2019年12月21日 11:01  リアルサウンド

リアルサウンド

木梨憲武『木梨ファンク ザ・ベスト』(通常盤)

 12月20日放送の『A-Studio』(TBS系)に、木梨憲武が出演した。


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 木梨がリリースした1stアルバム『木梨ファンク ザ・ベスト』には、松本孝弘(B’z)や藤井フミヤのほか、AI、久保田利伸、SALU、AKLO、星野源と木梨による作詞ユニット「星野青果店と木梨サイクル」が参加している。木梨の実家で、父が経営する店・木梨サイクルで生田斗真が自転車を7台ほど購入しているそうで、星野も生田と同じものを買いに店に訪れたことを話す。その際に、木梨は作詞をお願いし、そこに久保田利伸が曲を付けたものが、「OTONA feat. 久保田利伸」となった。「ど頭これ詞は源ちゃん。このファンクのっけてるファンキーなノリをね、『流星のサドル』『TIMEシャワーに射たれて』時代のような、久保田君いただいてるんでその頭だけ聴いてみて」と楽曲を解説。楽曲を流し始める木梨に、進行の笑福亭鶴瓶が「おかしい! おかしいやろ勝手に!」と慌てふためいてた。


 話題は、鶴瓶も出席していた小栗旬の結婚式の入刀式へ。生田も見ていて驚いたというのが、小栗と山田優による神聖な入刀の際に鶴瓶の顔をケーキに持っていったというのだ。「ケーキが白でナイフで血だらけなったらどうすんねん!」と怒る鶴瓶に、木梨は「そこはね、いかないですよ。いったらほら、奥さん、(駿河)玲子さんもいたから、刺す刺さないみたいなことになっちゃう。変な感じになっちゃうでしょ」と、どこまでもおどけて見せる。


 妻・安田成美への愛を歌った「I LOVE YOUだもんで。」が話に上がると、鶴瓶も知らない段取りで楽曲を披露し始める木梨。鶴瓶は生田から聞いた木梨のライブでの出来事を「斗真が歌うてる木梨を見て成美さんがここにおったんやて。ライブの時に笑いながら見てんねんて、こんな夫婦になりたいわと思ったって言った」と妻の安田が楽曲を聴いて喜んでいたことを明かした。


 番組の後半では、松本孝弘から木梨に関するアンケート結果が。「歌手・木梨憲武の魅力は?」という質問に、松本は「間、リズム感の良さじゃないでしょうか。笑いも音楽も間が大事ですよね。どんなタイプの曲も木梨憲武というジャンルにしてしまう凄いシンガーだと思います」と回答。これには木梨も素直に「嬉しいですね」と返した。


 番組恒例のエンドトークで、鶴瓶は好き勝手、やりたい放題だった木梨に「何も言ってないのに、あんなん勝手に決めてやで。あんなこと喋ってできるんやもん。あの歌も、あんなことできんねんで、何なの? あれみんな理想よ。いまだに学生のノリですよ。それがまあ、羨ましいし。まあ、本人しかできないようなもんでしょうね。持って生まれたもんっていうのはそういうもんやと思いますね」と口上を締めると、セットの影から木梨が「褒めてくれた! おおきに!」と姿を見せ、最後まで笑いを振りまいていた。


 次回、12月27日の放送ではトーク名場面集をオンエア予定だ。(向原康太)