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弁護士が選んだ2019年話題の法律ニュース、「京アニ放火殺人」がトップ

2019年12月20日 12:02  弁護士ドットコム

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弁護士ドットコムは会員の弁護士に対して、2019年に印象に残った法律ニュースについて、アンケートを実施した(回答数:206人)。36人が死亡した京都アニメーションの放火殺人事件が最多で、37.4%(77票)を集めた。2位は「元号が令和に決定、天皇陛下が即位」だった(27.2%、56票)。


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アンケートは12月6日、登録弁護士を対象に実施。弁護士ドットコムニュース編集部が、PVやSNS拡散数、話題性などを考慮してセレクトした2019年のニュース20の中から、印象に残ったもの3つを選ぶ形で実施。206人の弁護士から回答が得られた。



●交通関連のニュースに注目集まる

京都アニメーションの放火殺人事件は、今年7月に発生。アニメ制作会社「京都アニメーション」のスタジオに男性容疑者が侵入し、建物(3階建て)の1階でガソリンを撒いて放火した。逃げ場が少なかったことから大惨事となり、36人が死亡した。男性容疑者も全身火傷を負い、搬送された。



2位の「元号が令和に決定、天皇陛下が即位」については、平成の終わりが事前に決まるという、これまでにない代替わりとなったため、メディアなどを通じて、時代の変化を振り返る機会が多かった。



3位以下は、次の通り。保釈中の被告人の逃走に注目が集まったほか、高齢運転による母子死亡事故、あおり運転など、交通関連のニュースに注目が集まった。



3位 保釈中の被告人、逃走相次ぐ(55票、26.7%)
4位 高齢者の運転で事故 池袋では母子死亡(47票、22.8%)
4位 台風・大雨で大きな被害(47票、22.8%)
6位 相次ぐあおり運転 高速道路で殴打も(38票、18.4%)
7位 「表現の不自由展」中止に(37票、18.0%)
8位 コンビニ24時間営業めぐり本部とオーナー対立(33票、16.0%)
9位 性犯罪で無罪判決が相次ぎ話題に(26票、12.6%)
10位 吉本興業所属タレントによる闇営業問題(24票、11.7%)