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シルヴェスター・スタローン“ロッキー像”の前でファンに神対応見せる

2019年12月19日 13:52  Techinsight Japan

Techinsight Japan

“ロッキー像”の前でファンとの写真撮影に快く応じるスタローン(画像は『Sylvester Stallone 2019年12月16日付Twitter「And moments later, suddenly appeared some of the best fans in the world!」』のスクリーンショット)
米出身俳優のシルヴェスター・スタローン(73)がこのほど、自身の出世作『ロッキー』シリーズの舞台となったペンシルベニア州フィラデルフィアを訪れた。そこで偶然通りかかったファンに見せたスタローンの対応が、称賛を集めている。

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伝説的ボクシング映画『ロッキー』シリーズで一躍大スターの仲間入りを果たしたシルヴェスター・スタローン。同シリーズの1作目が公開されたのは1976年、今から43年も前になるが、現在も『ロッキー』シリーズは熱狂的なファンに広く支持されている。

スタローンが演じた主人公のボクサー、ロバート・“ロッキー”・バルボアは、ペンシルベニア州フィラデルフィア出身の設定になっており、ロッキーがトレーニングのためにフィラデルフィアの街をランニングするシーンは有名だ。映画のなかでロッキーが両拳を大きく突き上げるシーンは、通称“ロッキー・ステップ”と呼ばれるフィラデルフィア美術館の階段の上で撮影され、ここはファンにとって“聖地”として知られている。

スタローンはそんな自身にとって大変思い出深いフィラデルフィア美術館付近を、最近になって再び訪れたことをTwitterでファンに報告。映画を記念して建てられた“ロッキー像”の前に立ち、

「友達を紹介する。ロバート・“ロッキー”・バルボアだよ。」
「これまでいったい何人の人に触れてもらっただろうか。」
「この像が今もこうして立っているなんて、信じられない気分さ。」

と述べ、Twitterにも

「フィラデルフィアに戻ってきたよ。気温は0.5度、凍えるような寒い朝だ。」
「スペシャル企画のためにここに来ているんだ。近々お見せできると思うから、楽しみに待っていてくれよ!!」

と綴っていた。

するとこの動画を撮影した直後、スタローンはニュージャージー州パターソンから高校の課外学習で同地を訪れたという集団に遭遇。“ロッキー像”の前でスタローン本人とバッタリ遭遇するという信じられない出来事に生徒や教師達は大興奮し、“ロッキー像”とスタローンのツーショットをスマートフォンで撮りまくるのであった。

終始あちこちのカメラに向かい手を振ったり笑顔を振りまくスタローン、これだけでもかなりの神対応だが、今度はスタローン自らが手招きし人々を集め、

「さぁ、みんなこっちへ。“故郷”へこうして戻って来られて嬉しいよ。」
「準備はいいかい? みんなで拳をあげようじゃないか。」

とファンの肩に腕を回し、集合写真に快く応じたのだ。

のちにこの高校の副校長はスタローンと遭遇した瞬間について、

「シルヴェスター・スタローン本人が、僕の方へ向かって歩いてくるのが見えたんです。」
「いや、まさか本人ってことはないだろう。きっとソックリさんに違いない、と自分に言い聞かせました。」

とニュージャージー州の地元メディアに語っている。また、

「飾ったところのない気さくな人、という印象でしたね。生徒達だけでなく我々大人にとっても、シルヴェスターと会えたことは素晴らしい体験でした。」
「わざわざ私達のために時間を割き、子供達にも優しく接してくれました。」

と大スターの神対応ぶりを絶賛した。

スタローンもこの日の様子を収めた動画をTwitterにアップし、

「世界で最高のファン達に出会ったよ。」
「僕はなんと幸運な男なんだろう。みんな、ありがとう!」

と記している。そしてこの投稿を見たスタローンのファン達は、

「この高校生達が羨ましすぎる!」
「シルヴェスターは、やっぱり真の“レジェンド”だね!!」

と彼の人となりをただただ称賛するのであった。



画像は『Sylvester Stallone 2019年12月16日付Twitter「And moments later, suddenly appeared some of the best fans in the world!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)