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『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』予告編 スランプに陥ったCM監督の奇妙な旅

2019年12月19日 12:42  リアルサウンド

リアルサウンド

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 2020年1月24日に全国公開される映画『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』より、予告編が公開された。


参考:動画はこちらから


 第71回カンヌ国際映画祭のクロージングを飾った本作は、スランプに陥ったCM監督トビーが、10年前に撮影した映画『ドン・キホーテを殺した男』でドン・キホーテ役に抜擢した老人ハビエルと再会したことで、奇怪な旅路に巻き込まれていく模様を描いた物語。


 企画頓挫をするあまり、『ロスト・イン・ラ・マンチャ』としてその過程をドキュメンタリー映画として上映するほどにもなった異色の本作。ジョニー・デップやユアン・マクレガーなど錚々たる俳優たちが決定しては消えた主人公トビー役には、『パターソン』や『ブラック・クランズマン』、そして新作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』など話題作に出演するアダム・ドライバーが最終的に抜擢された。


 公開された予告編では、ベートーヴェンの交響曲第5番ハ短調「運命」に乗せて、ドン・キホーテとトビーの旅路が映し出される。さらに、ヤギとキスをするトビー、目玉の付いた奇妙な怪物、豪奢な城なども確認できる。


 また、ギリアム監督のファンでもある爆笑問題の2人から、公開への期待を寄せるコメントも公開された。


太田光 コメント
「叶わない夢」だと思いかけていた映画


田中裕二 コメント
七転び八起きという言葉がありますが、それ以上転んだんですよね? この映画。
やっと日本公開。長かったですね。テリー・ギリアム監督もきっと草葉の陰で……ってまだ生きてました! とにもかくにも早く観たいです!
(文=リアルサウンド編集部)