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『レ・ミゼラブル』予告編、3人の警官が民衆の怒りに巻き込まれていく 凱旋門が写るビジュアルも

2019年12月19日 12:42  リアルサウンド

リアルサウンド

『レ・ミゼラブル』(c)RECTANGLE PRODUCTIONS

 2020年2月28日に公開される映画『レ・ミゼラブル』より、予告編とビジュアルが公開された。


参考:動画はこちらから


 現在は犯罪多発地区の一部となっているパリ郊外のモンフェルメイユを舞台に、犯罪防止班に配属された新人警官・ステファンと同僚たちが、ある少年の引き起こした些細な事件をきっかけに、やがて取り返しのつかない事態へと陥っていくさまを、緊張感あふれる描写で描く本作。モンフェルメイユで生まれ育ち、本作が初長編監督作品となるラジ・リが監督・脚本を務めた。その後、各国の映画祭でも数々の賞を獲得し、第92回アカデミー賞国際長編映画賞ではフランス代表にも選出されている。


 11月20日に本国フランスでの公開を迎えた本作は、初日動員数7万人を超え、『アナと雪の女王2』に次ぐ、第2位のスタートを記録した。


 公開されたビジュアルでは、凱旋門の前に集った大勢の市民が、サッカーワールドカップでフランス代表の優勝に歓喜するシーンが切り取られている。


 予告編では、地方出身のステファン(ダミアン・ボナール)、未成年に対して粗暴な言動を取る気性の荒いクリス(アレクシス・マネンティ)、グワダ(ジェブリル・ゾンガ)の3人が、少年が街に滞在するサーカス団のライオンの子供を盗むといういたずらをきっかけに、暴動に巻き込まれていく様子が映し出されている。 (文=リアルサウンド編集部)