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フィッシャーズが“配信動画のアカデミー賞”の裏側で見せた素顔 愛される理由の一端が明らかに

2019年12月19日 07:21  リアルサウンド

リアルサウンド

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 7人組の人気YouTuberグループ・フィッシャーズが12月16日、先日アメリカ・ロサンゼルスで開催された「YouTube presents2019 Streamy Awards」の舞台裏を収めた動画を投稿した。


(参考:フィッシャーズ・シルクはなぜ「YouTuber界最強のリーダー」なのか “配慮”を楽しむ人間性に注目


 「Streamy Awards」は、“配信動画のアカデミー賞”と称される世界的権威のある賞。その年公開されたインターネット動画において、監督、演技、製作、脚本など、部門別に優秀な功績を収めたクリエイターを表彰する目的で毎年開催されている。


 第9回目となる今年、フィッシャーズは国際・アジア太平洋部門を受賞。「Streamy Awards」で日本人YouTuberが受賞するのはもちろんのこと、ノミネートされること自体初の快挙となった。


 受賞の挨拶を終えステージを降りた直後、リーダーのシルクロードは「はい! ということで、アジアの部門で受賞しました!」とメンバーと共に喜びを爆発させた。「ノミネートだけでも初だったんだけど、まさかの一発目で受賞ということで、皆さんが見てくれたおかげです」とファンに向けて感謝を示し、「かなりモチベーションが上がりました。世界に認められたというのがちょっと実感できたので、これからも頑張っていきたいと思います!」と意気込みを新たにした。


 栄えある賞に輝いたフィッシャーズには、海外のファンがサインや記念撮影を求めて殺到。その一人ひとりに対して笑顔で「thank you!「arigato!」と対応し、「すごい。なんか写真をお願いされる。びっくりする!」と想定外の人気に驚いていた。


 その後、宿泊先のホテルへ戻ることに。ホテルの部屋で、シルクは「やっぱり和装にして良かったね。けっこう、あのステージでも映えてたよね」とこの日メンバー全員で着用していた和装に大満足の様子。それを聞いてメンバーのマサイも「映えてた。『あ、日本人だ』みたいなさ」と共感していた。


 授賞式を終えた開放感から、ホテルのプールではしゃぐンダホ。そのプールサイドでシルクが「さっき授賞式でやたらと綺麗な人いたじゃん? パリス・ヒルトンだった!」とメンバーのぺけたんに報告すると、「ええっ!?」とびっくり仰天。「想像を絶するような場所だったんだよ」とシルクが続けると、ぺけたんは「川に入っているような人たちがいる場所じゃなかった(笑)」と、フィッシャーズが最初に投稿した川遊びをしている模様を収めた動画と、現在のギャップに感慨深げな表情を浮かべた。


 フィッシャーズのメインチャンネルの登録者数は約588万人。地上波でもおなじみの存在となり、いまや押しも押されもしないスター集団だが、彼らは決しておごらず、いつでも等身大の若者らしい表情を見せてくれる。知名度も、動画クリエイターとしてのスキルも高まっていくばかりだが、この“変わらなさ”が、フィッシャーズが愛される理由のひとつなのだろう。本気で遊び続ける彼らの動画を、今後も楽しみにしたい。


(こじへい)