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『あしたは最高のはじまり』監督が贈るラブストーリー 『ラブ・セカンド・サイト』公開決定

2019年12月19日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』(c)2018 / ZAZI FILMS - MARS CINEMA - MARS FILMS - CHAPKA FILMS - FRANCE 3 CINEMA - C8 FILMS

 フランス映画『Love at Second Sight(英題)』が、『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』の邦題で2020年5月1日に全国公開されることが決定し、ティザービジュアルと特報映像が公開された。


参考:映像はこちら


 『あしたは最高のはじまり』のユーゴ・ジェラン監督と『エール!』の製作陣が再タッグを組んだ本作は、若くして結婚したジェラン監督が、自身の結婚生活を見直すことで生まれた、オリジナルのラブストーリー。


 高校時代、一目惚れから結婚したラファエルとオリヴィアだが、人気SF作家として多忙な日々を送るラファエルと、小さなピアノ教室を開くオリヴィアの夫婦生活はすれ違いが続いていた。2人が大喧嘩をした翌朝、見覚えのない部屋で目覚めたラファエル。そこは、自分はしがない中学教師で、オリヴィアは人気ピアニストとして活躍する、立場が逆転した“もう一つの世界”だった。そして、その世界のオリヴィアはラファエルを知らなかった。


 主人公・ラファエルを演じるのは、第72回カンヌ国際映画祭で、今後の活躍が期待される前途有望な若手俳優に贈られる「ショパール・トロフィー」を受賞したフランソワ・シビル。ジュリエット・ビノシュとの共演作『私の知らないわたしの素顔』の公開も2020年1月17日に控える、フランスで注目される俳優の一人だ。ヒロインのオリヴィア役には、フランスの名門校を卒業した経歴も持つジョセフィーヌ・ジャピが抜擢された。


 公開されたティザービジュアルでは、「もう一つの世界で、“愛”を知るーー」というキャッチコピーと、見つめ合う2人の姿が切り取られている。自分本位な行動ばかり取るラファエルは、オリヴィアと立場が逆転した世界に迷い込んだことをきっかけに、自分を見つめ直していく。


 特報映像は、“もう一つの世界”に迷い込んだラファエルが状況を飲み込めず、ショックを受ける姿から始まる。その世界では、小さなピアノ教室を開いていたはずのオリヴィアが人気ピアニストに。さらに、ラファエルは彼女に会いに行くと「お名前は?」と聞かれ、自分を知らない“もう一つの世界”にいる現実を目の当たりにし、茫然とする。(リアルサウンド編集部)