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『テラスハウス』東京編・第26話ーー新メンバー・ビビ&快&トパス加入で、一気に国際色豊かに

2019年12月17日 00:32  リアルサウンド

リアルサウンド

『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』(c)フジテレビ/イースト・エンタテインメント

 Netflixで配信中のリアリティーショー『テラスハウス』。新シリーズとなる『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』の第26話が、本日12月17日に配信された。


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 春花、流佳、ペッペが卒業したテラスハウスは、凌がプロバスケットボール・Bリーグの試合で名古屋に行ってしまっているため、花と愛華の二人きりに。そんな中、チャイムが鳴り、さっそく女子の新メンバーが登場した。現れたのは、ロシア人で女優を目指しているという24歳のビビ。「とても素敵な家ね。ここに来られて嬉しいわ」と英語で話し始めるビビに、花と愛華は戸惑ってしまう。花が英語で「日本語は話せますか?」と不安そうに切り返すと、ビビは「どう思う?」と英語で答え、チャーミングな笑顔ではぐらかす。しかし、すぐにビビは「どんぐらいでしょう?」と流暢な日本語で答え、明るく笑った。日本語でコミュニケーションが取れることに安堵した愛華は、思わず「『何で凌くんいないの?』って思っちゃったもん」と英語が話せる凌に頼る気だったことを明かす。その後、3人はすぐに意気投合し、女子部屋で恋バナに花を咲かせた。


 そんなビビは、ドイツ生まれで、ロシア育ちというトリリンガル。日本に来たのは6年前の18歳のときで、理由はファッションデザイナーになるために文化服装学院で勉強したかったからだと振り返る。しかし途中で、夢ややりたいことが変わってきたため、現在はモデルや女優の仕事を頑張ろうと思っていると説明した。ビビと女子メンバーが話していると、再びチャイムが……。


 次に現れたのは、スタンドアップコメディアンを目指す25歳の快。アメリカと日本のハーフの快は、様々な国を巡っていたが、3年前から日本に滞在しているのだとか。快もまた、日本語以外に英語を話すことができ、スタンドアップコメディは英語でやっているという。スタンドアップコメディアンを目指したきっかけは、「彼女と3年間付き合って別れて。それでスタンドアップ初めて生で見て、助けられたじゃないけど、本当に笑いが起きて。現実を忘れるような感じで、これ自分でもやりたいなと思って始めました」と、どん底にいた自分を救ってくれたからだと打ち明けた。海外の文化がわかるビビは、そんな快の話に興味津々の様子だ。


 さらに、会話中にまたチャイムが鳴る。三人目の新メンバーとして、22歳のトパスが登場した。リリー・フランキーの付き人をやっているトパスは、フィリピン出身の純フィリピン人。日本に来たのは、8歳のときだという。花は、父親がインドネシア人であることから「近所だね!」と、笑顔でトパスに握手を求める。テラスハウスは、一気に国際色豊かになった。


 そんなトパスは、「去年の12月まで、地元の愛知県で、工場で働いてて……。だから180度違う世界に来ちゃったので……」と、テラスハウスに来た経緯を語り始める。「自分がこの先何になりたいのか、何をやっていきたいのかっていうのもわかんないし、このテラスハウスを通して、いろんなライフスタイルを持つ人と生活を共にして、いい刺激になればなと思います」と、神妙な面持ちで続けた。まだ夢も見つけていない段階のトパス。出演が決まったことで、師匠のリリーは「俺も行っていいんですか? テラスハウスに」とテラスハウスに興味を抱いていた。


 スタジオでは、YOUが「リリーが愛華にいく可能性、全然あるんで」とリリー参戦の可能性をほのめかすと、山里亮太(南海キャンディーズ)もまた「『お前、あの子紹介しろよ』って言って」とのっかる。YOUが、男子部屋でトパスがベッドを選んだときの真似をして、「『わかりました、年功序列ですから』」と渋い声で切り返すと、スタジオは爆笑に包まれた。


 男女ともに新メンバーが揃うと、さっそく女子部屋・男子部屋では、お互いの印象について率直な意見が飛び交う。新メンバー男子の印象について、ビビは「見た目的には……快のほうかな、私は」と告白すると、愛華もすぐに「エロい、あの声カッコいい」と同意した。続いて、凌に恋する花もまた「今までの男子でいちばん話しやすいかも、私」と、快に好印象を持っている様子。一方で、トパスについては、愛華がイケメンだと評しつつも「まだ絶対、隠れてる部分たくさんあるから」と推測する。どうやらポテンシャルが“未知数”だと感じているようだ。真面目すぎるトパスは、勢いのある凌や快に競り負けずに恋愛できるのだろうか。これからの活躍が気になるところだ。


 男子部屋では快が「3人女の子いたじゃん? その中だったら誰が一番いいなと思う?」とトパスに話題を振る。やや悩みつつ「先輩から教えてくださいよ」と返すトパスに、快は大きな声で笑いながら、「ビビ、すごいパワー持ってると思う」と即答。よく笑う子が好きだという快は、ビビの快活な様子が気に入ったようだ。トパスは「僕、決して明るいほうではないから……」と、現在の女子メンバーに圧倒されている様子。確かに、花とビビの底抜けの明るさは、初対面のトパスにはパワーが強すぎたようにも見える。快はそんなトパスに愛華を勧めていた。


 花の「凌さんに会いたくなったわー」という声が、女子部屋に響く。花の恋を進展させたいビビは、「聞いてみようかな『花のこと、どう思うの?』」と声を弾ませた。しかし、凌の恋愛に関するスタンスを聞くと、ビビは「凌くんのそういう話、すごく理解できる。何か楽しみだね。会ってみたくなった」と、凌に興味があるようなそぶりも見せる。花と愛華が凌に好意があっても、決して臆しないのがビビのスタイルのようだ。出演が決まったときにも、男子3人とも「ロシアに連れて帰っちゃうかも」という内容のことを茶目っ気たっぷりにコメントするなど、強気な側面を持っている。一人暮らしの長かったビビが、はっきりとした性格の花や、自我が強い愛華と衝突せずに生活できるのかにも注目したい。


 グローバルな新メンバーが集まり、活気が増したテラスハウス。その一方で、国によるマナーや価値観の違いが、今後浮き彫りになってくるだろう。日本語が母国語でないメンバーもいるため、必ずしも言葉で伝え合って解決できるとは限らない。お互いの気持ちをどれだけ慮れるか、がキーポイントになりそうだ。(文=Nana Numoto)