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ヒカキン&セイキンが新曲「夢」に込めた思い 「“やらない後悔”だけはしたくなかった」

2019年12月16日 07:11  リアルサウンド

リアルサウンド

動画サムネイルより

 人気YouTuberのヒカキン&セイキンが12月15日、新曲「夢」のMVを公開。各種音楽配信サービスでも同曲をリリースした。


(参考:ヒカキン『Mステ』で存在感 ジェネ白濱亜嵐・IZ*ONE宮脇咲良・AKB48矢作萌夏ら共演喜ぶ


 これに合わせてHikakinTVで公開された動画「『夢』を忘れていませんか?」で、2人が楽曲に込めた思いを語っている。作詞作曲はいつもどおり、セイキンが担当。ヒカキンは「夢」というタイトルとともに、曲に込めたいメッセージを「2行だけ」伝えたという。


 それは、<一度きりの人生 夢を叶えないか><忘れてはいないか あの日見た夢のこと>の2つのフレーズで、実際に歌詞になっている。「兄弟そろって30代になり、まだまだ夢半ばではあるんですけど、正直、だいぶ叶えてこられた」とヒカキン。そして、「なぜ夢を叶えてこられたのか」と考えたときに、「一度きりの人生なんだから、と思い切ってやってきたことに尽きる」という結論に至ったのだという。


 挑戦してダメだったのなら仕方がないが、「やらない後悔だけはしたくなかった」というヒカキンの言葉に、セイキンも大きく頷く。2人はまだ「YouTuber」という言葉もなく、動画活動で生計を立てることがまったく一般的でなかった時代に、会社を辞めて夢に向かうという、大きな決断をしている。しかし、不思議と迷いはなかったと、当時を振り返っていた。


 今回の楽曲では、2番のAメロで、ヒカキンが世に出るきっかけとなったヒューマンビートボックスを披露するパートがある。出演が発表されている12月27日放送の『ミュージックステーション ウルトラSUPERLIVE 2019』(テレビ朝日系)など、ライブパフォーマンスでも見せ場になりそうで、動画にはレコーディング風景も収録されているので、ファンはチェックしておこう。


 今後様々な場面で披露されるだろう同曲。予習も兼ねてまずはMVを楽しみたいところで、2人がサッカー選手、野球選手、警察官に消防士、画家にロックスターと、七変化を見せているのが面白い。また、過密スケジュールのなか、「この日に撮るしかない」という状況で、快晴に恵まれたラストのダンスシーンにも注目だ。


 ヒカキンとセイキンはその音楽活動において、いつでも直向きに生きる人たちを応援し、夢を追いかけることの大切さを表現してきた。若年層に圧倒的な支持を受ける彼らが伝えるメッセージに、今後も注目していきたい。


(向原康太)