企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」は11月上旬、「保険業界の労働時間の満足度が高い企業ランキング」を発表した。保険業界に属する企業をピックアップし、キャリコネのユーザーによる「労働時間の満足度」評価の平均値が高い順にランキングにした。【参照元:キャリコネ】
調査対象は、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「生命保険」「損害保険」に記載があり、対象期間中に「キャリコネ」に20件以上評価が寄せられた企業。対象期間は、2015年4月~2018年3月。
1位は「東京海上日動あんしん生命保険」で、労働時間の満足度は5点中3.95。2位以降、「かんぽ生命保険」(3.79)、「ソニー生命保険」(3.58)、「アクサ生命保険」(3.43)、「アフラック生命保険」「東京海上日動火災保険」(同3.42)、「メットライフ生命保険」(3.38)、「ジブラルタ生命保険」(3.28)、「大同生命保険」「朝日生命保険」(同3.18)と続く。
東京海上日動あんしん生命保険「特に大きな不満はない 入社前後でのたいしたギャップもなし」
1位「東京海上日動あんしん生命保険」の働く人からは、
「最近は勤務時間について労務管理が厳しくなっているため、特に大きな不満はありません。入社前後でのたいしたギャップもなし。休日出勤は基本的にありません。週休2日で休めるのは魅力」(商品企画/20代前半女性/年収350万円/2016年度)
といった口コミが寄せられている。同社は、「おかしいな、人間が生命保険にあわせている。」というメッセージと共に1996年に誕生した、東京海上グループに属する生命保険会社。「お客様本位」を常にアピールし、顧客の声から生まれた商品も提供している。
採用は、全国各地への転勤がある「グローバルコース」と、希望するエリア限定の「エリアコース」に分けて行われますが、新人研修などは共通だ。保険に関する基礎的な知識やビジネスマナーを学ぶものやさまざまな部門での実践などの研修を終えた後、夏ごろに各部署に配属される。その後フォローアップ研修を経て、2年目以降は階層別研修や選択制研修など、個々人の能力や希望に応じて受けていく。
同社は、女性活躍推進にも注力。以前は活躍の場が限られていたエリアコースの女性社員を対象に、リーダー研修や上司による育成計画の作成などを実施している。また、年に2回取得できる5日間特別連続有給休暇やファミリーフレンドリー休暇、リフレッシュ休暇など各種休暇制度を整備しており、社員の労働時間短縮に積極的に取り組んでいる。