バドインターナショナルは12月13日、「旅行中のSNS利用」に関する調査結果を発表した。調査は11月にネット上で実施し、25~34歳の女性112人から回答を得た。
「旅行中にSNSを利用する」(94.6%)という人は、ほぼ全員を占めることが分かった。用途は「閲覧」(37.5%)、「投稿と閲覧」(31.2%)、「投稿」(25.9%)という結果に。若者を中心に生活の一部になっているSNSは、非日常を楽しむ旅行と言えど、なかなか離れられないようだ。
旅行中の情報収集、9割が「SNSを利用する」と回答
旅行中の情報収集については9割以上が「SNSを利用する」(90.9%)と回答。種類別にみると、最多は「インスタグラム」(64.1%)の6割強。以降に「ツイッター」(25%)、「フェイスブック」(7.8%)と続いた。
さらに、投稿する人のうち、大多数が「旅行中に写真を投稿する」(98.4%)と回答。頻度については、半数近くが「いつも以上にたくさん投稿する」(45.3%)と答えたほか、「シェアしたいものがあった時に投稿する」(29.7%)、「1日1回くらい投稿する」(23.4%)という人が多かった。
旅行中の写真を取るために準備したものを聞くと、「ない」(27人)とした人を除いて、1位は「自撮り棒」(23人)。以降に「インスタ映えする服」(20人)、「アクションカメラ」(16人)、「撮影用のライト」(13人)、「加工用アプリ」「お揃いの服やグッズ」(各9人)などが続いた。中には「目立つためのポーズを考えた」(8人)という人もいた。
旅先でやりすぎた経験2位「お気に入りの写真を撮るのに何分も粘った」
旅行中のリプライ、返信については「チェックできる時にまとめて」(35.9%)が最多。このほか「いつも通り」(28.1%)、「いつも以上」(21.9%)という結果だった。
投稿の際に気を付けることの1位は「自慢になりすぎないようにする」(32人)。2位以降は「投稿しすぎない」(19人)、「位置情報を付加しない」(19人)などが並んだ。
また、投稿で「やりすぎた!」と思った経験を聞くと、上位に「色調整やフィルターを強めにかけた」(19人)、「お気に入りの1枚を撮るのに何分も粘った」(16人)、「女友達と行ったのに男性と行ったように見せかけた」(10人)などの回答が上ったほか、
「本当は行ってないのにあたかも行ったかのように投稿した」(8人)
「SNSだけのために旅行した」(6人)
といった回答も寄せられた。