おもちゃの車にのるきょうだいを押す犬(画像は『Metro 2019年12月11日付「Lizzy the Labrador pushes her brother Freddy in a toy car and it’s too adorable」(Picture: Caters)』のスクリーンショット) セラピー犬としてオーストラリアで活躍する5歳のラブラドール・レトリバーの“リジー(Lizzy)”が、様々な技を披露するSNSが注目されている。リジーは病気と闘う子供たちの心のサポートをする仕事をしており、きょうだいと遊びながら子供たちを楽しませる技を身につけてきたようだ。
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ビクトリア州メルボルンに暮らすメスのラブラドール・レトリバーのリジーは、ブリーダーと父親が同じであるきょうだいの“ハリー(Harry)”と“フレディー(Freddy)”と遊ぶのが大好きだ。
3頭の飼い主のジェニー・ウィリアムズさん(Jenny Williams)によると、リジーは自閉症スペクトラム障害の子供たちのサポートをしたり、病院や大学を訪れて患者や学生のストレスを緩和するなど幅広く活躍しており、子供たちが喜ぶような特技を持っているとのこと。もちろんリジーの技の習得にはジェニーさんとの訓練が不可欠なのだが、それは決して厳しいだけのものではなく、きょうだい犬との遊びの中で学んできた賜物なのだという。
リジーのInstagramには訓練の様子が多数投稿されており、先月27日の動画は生後15週のフレディーが乗ったおもちゃの車を、リジーが後ろから器用に押しているというものだった。
ジェニーさんはこの動画について、『Metro』に次のように語っている。
「これは日常のトレーニングの様子です。リジーにとって車を押すことは難しいことではないので、どちらかというとフレディーがいかに辛抱強く座っていられるかという訓練と言ったほうが的確でしょう。」
「私はこの子たちが多くの人に笑顔をもたらすのを見るのが大好きなのです。」
また今月9日には、約2週間後に迫ったクリスマスに合わせ、フレディーがおもちゃのソリに乗っている動画が投稿されている。ここでもリジーは大活躍で、おもちゃの先端についている紐を口にくわえて上手にソリを引っ張っており、フレディーも小さなソリから落ちないようにきちんとお座りをしていて微笑ましい。
さらに今年1月に投稿された動画は、リジーがキックボードに乗っている姿が捉えられている。リジーは前足をハンドルに置き、後左足をボード部分に載せ、後右足で地面を蹴ってキックボードを乗りこなしており、その絶妙なバランスのとり方は人間顔負けなのである。
リジーのInstagramのフォロワー数は現在3300ほどだが、この調子でいくとその数がますます増えるのは間違いないだろう。
画像は『Metro 2019年12月11日付「Lizzy the Labrador pushes her brother Freddy in a toy car and it’s too adorable」(Picture: Caters)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)