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ファーイースタン航空、運航停止 財政難で

2019年12月12日 16:32  TRAICY

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ファーイースタン航空(遠東航空)は、財政難により12月13日より運航を停止する。

日本線は現在、秋田・新潟・福島~台北/桃園線をそれぞれ週2便、MD-83型機で運航している。

航空券の販売はすでに停止している。日本時間午前10時ごろに発表した声明でで、システムメンテナンスによるものとしていた。台湾のETTODAYによると、倒産作業に伴う社員を除く全社員を解雇する。台湾民航局は、チャイナエアライン傘下のマンダリン航空と、エバー航空傘下のユニー航空に路線引き継ぎの要請を行った模様だ。

ファーイースタン航空は、1957年に設立した、台湾のフルサービスキャリア。2008年から2011年にかけて、経営状況の悪化にともない一時的に運航を停止していたことがある。

台湾の航空会社の運航停止は、2016年11月のトランスアジア航空と傘下の格安航空会社(LCC)のVエア以来となる。

The internal document reads that the airline will cease flight operations from 12/13 due to financial difficulties. The announcement is seen as the notice to lay-off all employees. pic.twitter.com/61kgBopCmj

— Kyle Hu (@kyleflyh) December 12, 2019