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志尊淳×青山真治が初タッグ 荻原浩原作『金魚姫』、NHKでドラマ化決定

2019年12月10日 19:02  リアルサウンド

リアルサウンド

志尊淳

 直木賞作家・荻原浩の小説『金魚姫』が、主演・志尊淳、演出・青山真治のタッグでNHKでドラマ化されることが決定した。


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 本作は、人生どんづまりの青年が、金魚の化身である謎の美女と出会うことで生きる意味を再び見出す物語。運命に導かれるように出会い、生と死のあわいで引かれ合う2人の日々を描く。


 主人公・潤を演じるのは、近年めざましい活躍が続く志尊。ヒロインである金魚の化身・リュウ役を、数々の作品で存在感を発揮する瀧本美織が務める。そして2人の運命に影響を及ぼす潤の義父・長坂役を國村隼が演じる。なお、青山がNHKドラマを手がけるのは本作が初めてとなる。


 制作決定にともない、志尊、瀧本、國村から寄せられたコメントは下記の通り。


コメント
●志尊淳
ずっとお仕事をさせて頂きたいと熱望していた青山監督と作品を作れることが感無量です。そして金魚姫という素晴らしい原作。潤という人物。不条理の世界からの言葉が美しく、儚く、突き刺さります。今は楽しみすぎる気持ちと怖すぎる気持ちが共存していますが、ただただこの貴重な時間の中でもがいて、足掻いて楽しんで生きます。


●瀧本美織
原作にすごく引き込まれました。こんなにも魅力的な作品に参加させていただけること、青山監督、志尊さんと初めてご一緒させていただくこと、とても幸せです。リュウは強い想いを抱いて生まれ変わり続けている女性です。イメージを最大限に膨らませながら、皆さんとの空気感をめいっぱい感じて撮影に臨みたいと思っています。手作りで作っていただいたリュウの衣装が素敵で、身にまとうと「強くあれ」と言われているような、そんな気持ちになりました。ぜひ見ていただけたら嬉しいです。


●國村隼
何年振りになるのでしょうか……とても久しぶりに青山監督と仕事することになり、どんな現場になるのか今からワクワクしています。作品の内容は、ファンタジックなしつらえの中に、人の想い(どうも人だけでは無さそうですが……)がダークに美しく、また官能的でもあり、この世界に少し生きてみたいと思わせる魅力をもって描かれていました。画創りもあわせて楽しみにしていて下さい。


(リアルサウンド編集部)