声優やアニメソングアーティストを中心にマネジメント・プロデュースを手掛ける「ミュージックレイン」が、2017年に第三回ミュージックレインスーパー声優オーディションを開催。寿美菜子、高垣彩陽、戸松遥、豊崎愛生、麻倉もも、雨宮天、夏川椎菜に次ぐ3期生5人が、2018年春から1年半以上のレッスンを経て、ついにこの冬デビューを果たす。
「アニメ!アニメ!」ではデビューを直前に控えた5人に独占取材を敢行。一人ひとりにデビューまでの経緯を聞いたほか、5人全員の座談会も実施し順次掲載していく。
まずは、ご挨拶を兼ねて5人の座談会をお届け。オーディションの最終審査にあたる合宿ではじめて顔を合わせたという彼女たちの、出会いから現在までをたどる。
[取材・構成=松本まゆげ]
オーディション合格者 ※50音順
相川奏多(あいかわ かなた)
2004年10月20日生まれ(15歳)
橘 美來(たちばな みらい)
2000年3月5日生まれ(19歳)
夏目ここな(なつめ ここな)
2003年9月6日生まれ(16歳)
日向もか(ひなた もか)
2001年5月17日生まれ(18歳)
宮沢小春(みやざわ こはる)
1999年3月29日生まれ(20歳)
■全員合格、そして“感動の再会”へ
――みなさん、この度はデビューおめでとうございます。デビューに至るまでの個人的なお話は個々のインタビューで伺うので、ここでは5人の出会いから聞けたらと思っています。最終審査にあたる合宿の前の審査などで顔を合わせることはあったのでしょうか?
橘:最終審査でもともと予定にはなかった合宿をさせていただいたのですが、そこでみんなとはじめて会いました。それ以前は会ってないかな?
日向:そうかも。合宿ではじめましてだったね。
――だいぶ前の話にはなりますが、そのときのみなさんの印象って覚えていますか?
橘:みんな同い年くらいかなと思ったのが最初です。だけど、実際には(宮沢)小春以外みんな年下で、(相川)奏多なんて当時中学1年生で。本当に若いなと思って驚きました。
日向:私は、みんな年上に見えました。服が大人っぽくて、ヒールをカツカツ鳴らしていたので。
(橘)美來は日本人離れした顔立ちだったし、奏多もキレイ系の服装で「身長いくつ?」ってすごくフランクに話しかけてきたので、オドオドしちゃいましたね。
だけど、そのあとで自己紹介する時間があって、奏多も(夏目)ここなも年下だとわかったんですよ。ビックリしました。
――第一印象ってビジュアルが大半を占めますからね。
日向:そうですね。あとは、小春が話しかけてくれたのも覚えています。似た色の靴を履いていて「似てるね」って言ってくれたんですけど、それまで緊張して誰にも話しかけられなかった私としては、すごく嬉しかったです。
相川:私は、(日向)もかを見て「私と同じくらいの身長の人がいて良かった!」って思いました。
――なるほど、だから日向さんに身長を聞いたんですね。
相川:そうなんです(笑)。嬉しくて。あとは、美來が肩出しの服を着ていて、その……季節感ないなって。
一同:(笑)
橘:ちょっと(笑)!
相川:まだ3月くらいだったんですよ。だからちょっと着るのは早いかなって思ったんですよね。
橘:ニットだからいいかなって思ったの(笑)。
――合宿では、どんなことをやったんですか?
橘:合宿は3泊4日で、その間歌やダンスやアフレコのレッスンをしていました。
――得意不得意はありましたか?
宮沢:私は……全部がはじめてだったので、得意なものはなかったです。
足を引っ張らないようにってとにかく必死だったんですけど、ダンスはもろに足を引っ張ってしまいました。アドリブを入れなくちゃいけなかったのに何をしたら良いかわからず、苦戦しました。
橘:私は、ダンスも歌もお芝居も好きなので苦手意識なくできました。お芝居は自分で「こういうことをやれば面白くなるかな?」と考えてチャレンジしてみました。
あと、誰よりも大きな声でお芝居をしようと頑張ってみました。
相川:そうだった。美來は第一声から大きかったよね。確か第一声は「やめてーー!!」っていうセリフだったんですけど、めちゃくちゃ叫ぶんですよ。まだ合宿がはじまったばかりでみんなの顔色をうかがいながらやっていた時期に大声でお芝居するから、「やるな!」って思いました。
橘:そうだったね。
相川:あれでやる気が出ました。これだけ本気の人がいるんだから、私も本気でぶつからなきゃって。
――刺激し合える関係だったんですね。
相川:私自身、歌とダンスが好きなので、合宿中もすごく楽しかったんです。課題になった振り付けが好きなテイストだったこともあって、余計に楽しく踊れました。
歌は……人生で一番というくらい緊張してしまった瞬間もあったんですけど、美來が背中を擦って「大丈夫だよ」と言ってくれて救われたのを覚えています。あのときも、本当にありがとうございました(深々と頭を下げる)。
相川奏多
橘:いえいえ(笑)。
――では次に、日向さんのお話も聞かせてください。
日向:私はアフレコが楽しかったです。得意不得意というより、肩肘張らず気負うことなくできたので本当に楽しかったです。
まだ何も知らない状態だったので(笑)。初めて経験するものばかりで、すべてがチャレンジでした。ダンスは苦手。歌は大変でした。レコーディングは割と気持ちよく歌えていたんですけど、あとで自分の歌声を聴いたらもう……。想像していた出来とだいぶ違うものになっていました……。
――では次は、次は夏目さん。
夏目:演劇部に所属していたこともあって、当時、お芝居のレッスンはすごく自由にできていました。今考えるとメチャメチャでしたけどね(笑)。
ただダンスは苦手だったんです。たまたま私以外はバレエを習っていた経験があって、ついていくのに必死でやっていました。
歌は私には音程が高めの課題曲で、とても苦労しました。練習したんですけど、どうしようもなくて。どう練習したら良いかすらわからなくなって、ずっと暗かったです。
相川:でも、そんな素振り全然見せなかったよね。ずっと明るくて、みんなを元気づけてくれてたから助かったよ。
宮沢:覚えてるかな? 私、ここなに手紙もらったんだよ。「頑張って」ってアドバイスをいろいろ書いてくれてた。
夏目:あ、覚えてる。そのとき、小春がちょっと自信なさそうにしていたので、元気づけたくて手紙を書いたんです。
宮沢:それがすごく嬉しくて、沁みたんです。ずっと大切にとってあります。
――合宿のときからライバルでもある5人ですが、それ以上に支え合ってきた仲間なんですね。
相川:なので、合宿後しばらくして最終結果の通知がくることになっていたんですけど、「私だけ落ちたとしても、『3期生と仲良かったんだよ』って言えるな!」という気持ちもありましたね(笑)。
日向:わかる。「有名人と仲良いんだよ、私!」みたいな(笑)。
――ある種清々しい気持ちですね。ともあれ、見事みなさんが合格しました。
橘:これを知った瞬間が一番嬉しかったです。
日向:合否は電話で教えてもらいました。そこで自分の合格は知ったんですけど、みんなが受かったかどうかはわからなくて。
あとで知ったときはやっぱり嬉しかったですね。合格者は何月何日にここに来てくださいって言われて、行ったらみんないたから。
日向もか
――それは感動的です。
宮沢:でも私、その前に電話で教えてもらいました。「みんな受かりました」って。
日向:えっ!?
橘:私は、合格後の個別面談のときに聞いたら教えてもらえました。
夏目:私も知ってた。
相川:私も。
日向:……えっ、みんな知ってたの? ほんと? 私だけ感動の再会だったんだ。
橘:あはは(笑)。感動の再会だったことは間違いないけどね。
日向:うん、でも私、ひとりでドキドキしてたんだ(笑)。
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■本音で語り合い築き上げた5人の関係
――先程から、仲の良いエピソードがチラチラと出ていますが、合宿で仲は深まりましたか?
相川:レッスンのほかに、初日の夜には少しだけゲームをやったんです。そこで一気に仲良くなった気がします。嘘を見破るというゲームなんですけど、そこで「違うやん!」とか言って、ボケやツッコミを繰り返しているうちに距離が縮まったんです。
日向:確かに! まあでも、今と比べるとあの頃はまだ猫かぶってたよね。
4人:うん!
日向:特に奏多は一番謎めいてました。例えば「元気です!」と言われても、「ビジネス元気なんじゃない?」みたいな。「それって本心?」と思っちゃう感じ。……年下なのに大人っぽかったからかな?
相川:ほんと!?
日向:実際は、そんなことなかったんだけどね。
宮沢:奏多は、最初は大人っぽいイメージが強かったんですけど、接しているうちにだんだんと子どもらしさも表れてきたよね。そこで“らしさ”を感じた。ああよかった、まだ中学生だよねってホッとするっていうか。
――大人っぽさと子どもっぽさの両面あるから、ミステリアスに見えたんですかね。
日向:そうかもしれないです。ほんと、ふとしたときに中学生が出るんだよね。
橘:美味しいもの食べたときとか。
日向:初めて食べるものも多くて、そのたびに感動するから若いなって思うよ。あとさ、牛乳よく飲んでるよね?
相川:うん、そうなんだよね(笑)。
日向:そういうところもすごく中学生らしいです。最近だんだんわかってきました。
橘:あとは、ここなも。合宿のときのここなは「明るく接しなきゃ」ってすごく気を張っていたと思うんです。だからすごく社交的な子に見えていたんですけど、最近になって実は人見知りなんだって気づきました。
徐々に徐々に、みんなのうちに秘めた性格がわかるようになってきましたね。
夏目:そうだね。でも私は、まだみんなのことあまり知らないかも。
やっぱり根が人見知りなので、自分からなかなか踏み込めないんですよ。「知りたい!」っていう欲はあるんですけど。
夏目ここな
相川:聞いていいよ!
宮沢:そうだよ。
夏目:同い年だったら打ち解けられるんですけど、お姉さんもいれば年下もいる環境なのでどうやって振る舞えばいいかわからないんです。
どうすれば傷つけずに済むかとか色々考えちゃって。なので、これから少しずつでも知っていきたいです。
日向:でも、ここなはけっこう話してくれるよね?
夏目:年が近いからね。
相川:同じ高校生だもんね。地元も近いし。
夏目:そう。だから帰りの電車でいろいろ相談したりしてる。私にとってお姉さんって感じ。
日向:あら~、ありがとうございます。あと、小春だけど……小春はずっと変わらず良いお姉さんですね。あまり変わらないかも。ずっと優しくて、暖かくて。
宮沢:(照れる)
4人:(それを見て)かわいい~!
日向:合宿のときなんて、道を歩いていると「危ないからこっちに」とか「みんなついてきてる?」とかすごく言ってくれたんです。
――やはり、年上だからという意識もあるんでしょうか。
宮沢:はい。一気に4人の妹ができたような感覚なので、やっぱりしっかりしないとという気持ちになりますね。
――合格後は、芝居や歌など様々なレッスンを一緒にこなしているそうですが、みなさんの仲はどんなふうに深まってきましたか?
相川:一番印象に残っているのは、レッスンでやった50分くらいの舞台用のお芝居です。尺が長いから当然セリフ量も多くなり役の感情も複雑になるんですよ。
そんななかで演じるためには、心を通わせる必要があるんです。そこで、本気でぶつかりあえたのは大きいですね。
日向:いいこと言う。やっぱり心を通わせるって大事なんだよね。私は……実を言うと最初の頃、小春と仲良くなれるかな?って心配に思っていた時期があるんです。
宮沢:そうなの?
――それはなぜ?
日向:雰囲気的に、気を遣ってしまいそうだなと思ったんです。私がズカズカ踏み込んでいい人じゃないなって。
だけど、いつからかそういう遠慮がなくなったんですよね。涙を見せるようになったからかな?
宮沢:そうかも。もかとここなと私の3人は、LINEでよく「今日ここが良かったよ」「ここが好きだよ」って言い合うんですよ。飾ったりせず、本音で。
そうすると、だんだんお互いのことがわかってきて気を許せるようになるんですよね。
――だから涙を見せられるようになったと。
日向:それをきっかけに、どんどん距離が縮まって今は大好きです。お姉ちゃん止まりではなくなりました。
橘:そんなことがあったんだね。
相川:こういうところに関しては、私と美來は部外者なんです。
宮沢:さっぱりしてるんだよね。2人は。
相川:そう、干渉しないタイプなんだよね。
――いいバランスですね。ちなみに、ケンカってしたことありますか?
相川:(殴る仕草で)こういうケンカは全然ないよね。
夏目:それは流石に(笑)。
日向:陰湿な雰囲気もないし。
相川:たとえ「違うよね?」と思うことがあっても、ケンカにはならないです。「私はこう思ったんだけど」って建設的に話し合うので。
→次のページ:1年半のレッスンで一番変わったのは?
■1年半のレッスンで一番変わったのは?
――では、それぞれ「すごいな!」と思うところを教えてください。
日向:すごいというと……この中に“貴族”がいるんだよね(笑)?
相川:そうそう! 貴族の方が!
――それはどういう……?
宮沢:(恐る恐る手を振って)私のことだと思います。自信がない私を見かねて、先生が「自分を高貴な存在だと思って振る舞ってみて」と教えてくださったんです。それを実践していたら、貴族扱いされるようになって(笑)。
宮沢小春
日向:そんな仕草も素敵ですけど、小春のすごいところは他にもあるんです。ずばり、溢れ出る可愛さと優しさ。
橘:あざとくない、自然な可愛らしさ。
宮沢:そうやって甘やかすんです。ありがとう。
――では日向さんについては?
橘:発想力が豊かで、アイデアがたくさん出てきます。「何がある?」と言われれば、言われただけでどんどん出てくる。私にはないものなので、尊敬ですね。
日向:あら! ありがとうございます!
宮沢:それにおひさまみたいに明るいんです。いつも支えられています。努力家で頑張っているのも知っているし、意外と繊細だから、支えられるばかりではいられないですけどね。
日向:えー嬉しい泣いちゃう!
――(笑)。じゃあ、次は相川さん。
夏目:とにかくダンスと歌が上手。
日向:頭の回転が早くて吸収力があるから、最年少と思えないくらいいろいろできちゃうよね。「本当に中学生?」って思うよ。
夏目:ディレクションを受けても、そのまますぐに対応できちゃう。
日向:私たちの歌姫です。
相川:そんなに褒めていただけるなんて。ありがとう。嬉しいです。
橘:そしてここなは、普段そんなにグッと距離を縮めてコミュニケーションするタイプではないんだけど、本当にダメになったとき支えてくれます。ガツガツ行けないって言ってたけど、みんなのことたぶんすごく見てくれてる。
相川:細かい気配りが出来るんだよね。
日向:自分では気づけなかったところも、ここなの目線から教えてくれます。お姉さんっていうかお母さんですね。ふわっと包み込んでくれるような優しさがあります。
橘:お芝居の熱量もすごくあると思う。
夏目:嬉しい!
――最後に橘さん。
(橘さん以外4人こそこそしだす)
橘:なんでみんなこそこそしてるの? いいところあるよね!?
日向:……黙っていればほんと美人!
一同笑
橘:褒めてるのそれ!?
橘美來
宮沢:こんな感じでおちゃらけてるけど、頼れる部分もあります。美來も気配り上手なので、年下だけど甘えちゃいますね。
相川:ムードメーカーなんです。明るくしてくれるし、笑いを届けてくれるんだけど、実はすごく深く考えているなと。もっと頼ってくれていいんだよ?
宮沢:そう、もっと頼ってほしい。
橘:ありがとう。十分頼ってるよ。
日向:あとは、対応力が高いです。ひとつの質問に対して、きれいな答えを出せるんですよ。おちゃらけてるけど。
橘:ねえ、褒めてるの?
夏目:明るくてふざけているところもあるけど、落ち込んでいるときは「どうしたの?」って。そういうところ“は”お姉さんだね。
橘:そういうところ“は”?
相川:そういうところ“は”。ここ、太字にしてください!
――(笑)。同じスタートラインに立った仲間。仲を深めながらレッスンにも励んだかと思いますが、変われたなと思うところはありますか?
橘:もともと滑舌が悪くて。今も胸を張って得意とは言えないんですけど、前よりは良くなってきたのかなと思います。
みんなと一緒に切磋琢磨することが励みになったので、これからも頑張っていきます。
夏目:私は歌ですかね。昔、父親とカラオケに行ったときに「苦手なんだね」と言われて以来、歌にはずっと苦手意識があったんですけど、ボーカルレッスンを受けてきて前よりは苦手意識がなくなってきたかなって思います。個人的にではありますけど。
相川:私は、表現できるボルテージの幅ですね。もともとは、100出してるつもりでも、2くらしか出せなかったんです。それがだんだん出るようになって、今20くらいにはなったかなと。
みんなと切磋琢磨していくうちに知らなかった感情がうまれてきて内面のレパートリーが増えたりして、表現も増えてきました。みんなに教えてもらった気がします。
日向:私も滑舌は以前より良くなったかなと思います。最初は台詞になると口ごもってしまっていたんですが、滑舌や口の開きもだいぶ変わってきました。
ダンスも、だんだんとリズムにのれるようになってきました。ここは大きいですね。
表現の仕方も今までは上辺だけになってしまっていたのですが、感情もすこし乗せられるように頑張っています。
宮沢:私は、表現の大きさです。経験がないだけじゃなく自信もないので、前は本当にできなかったんです。
だけど、レッスンを重ねているうちにやってみようっていう精神が身につきました。昔からの友だちから「表情豊かになったね」って言われるくらい変わってきたなと思います。
相川:私、小春が一番変わったと思います。みんなで協力して何かを作るとなったときも、率先してパソコンを取り出してまとめてくれるんです。すっかり頼れる存在になっています。
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■「5人でいられる未来は」3期生の今後
――みなさんは、アイドルプロジェクト『IDOLY PRIDE』にも参加することが発表されました。これに向けて、レコーディングとセリフの収録をされたそうですね。
橘:レコーディングは楽しかったです。もちろん不安もあったんですが、ディレクターさんに「ここがいいよ」「いい感じなのでもうちょっとがんばってみよう」と、否定ではなくプラスの言葉で指示してくださったおかげで、肩の力を抜いて楽しめました。
相川:私もすごく楽しみで、ウキウキルンルンでレコーディングしました。やっぱり美來がいったようにプラスな言葉をかけてくださるので、私自身前向きに考えられました。私にならできると信じてくれたから、出来たのだと思います。
夏目:セリフの収録は、自分とディレクターさんのイメージにギャップが合ったので、いろいろとアドバイスを頂きながら臨みました。歌と同じで、ポジティブなアドバイスをくださるのでがんばれましたね。
――12月9日に行われる『IDOLY PRIDE』の生放送が、みなさんのお披露目日。いよいよですね。
日向:はい。イベントなどでもしお客さんの前に立つことがあれば、ステージの上ではキャラクターを背負ってパフォーマンスすることになるので、精一杯早坂芽衣ちゃんの明るさをアピールできたらと思いますし、私自身も楽しい気持ちをみなさんに届けられたらなと思っています。とにかく、がんばるしかないですね。
――5人でのユニット活動は今のところ予定がないそうですが、せっかく同じタイミングでデビューしますし、5人一緒の未来も期待してしまいます。
橘:そうですね。せっかく5人でずっと一緒に練習してきたので。実際にはどうなるかわからないですが、5人で何かできたらいいなと漠然とした思いはあります。いつかそんな日がくるといいです。
夏目:グループになるかどうかはわからないですが、もしなれるならスフィアさんやTrySailさんのようにそれぞれが声優として活躍できたらすごくうれしいです。
相川:そうなんですよね。今は5人で行動することが多くても、これからみんな一緒という機会が少なくなってきます。
だけどずっとそれぞれのことを応援していたいし、5人で久々にお仕事となったら5人らしく楽しく過ごしたいです。それが、ここまでで築き上げてきた私たちの関係だと思うので。
日向:私は、私たちの声や芝居に魅力を感じていただいて、色々な役に挑戦できるようになっていきたいです。そのためにも、個々に実力をつけて、みんなで頑張っていきたいです。
宮沢:個々に活動していても、5人でいられるここがみんなの帰る場所になってほしいです。一人ひとりが各々の場所で輝くことはもちろんですけど、それでも何かあったら戻ってこれる場所。これが、ずっと続けばいいと思います。
ミュージックレイン3期生インタビュー掲載スケジュール
第2弾 相川奏多 :12月13日(金)
第3弾 橘 美來 :12月18日(水)
第4弾 夏目ここな:12月20日(金)
第5弾 日向もか :12月25日(水)
第6弾 宮沢小春 :12月27日(金)