年末年始は9連休という人もいるが、年末年始は仕事という人も少なくはない。今年10月にはローソンが都内を中心とした加盟店約100店舗で、元旦を中心に休業すると発表した。しかし、キャリコネニュース読者からは、
「まず店が営業しているのと、パートやアルバイトがみんな休みを取るので社員は休めない」(50代女性、販売・サービス職)
「看護師に年末年始や盆休みは関係なく、もう10年以上も自宅で年を越してないし、墓参りもしてない」(30代男性)
といった休みとは無縁な声が寄せられている。中には、
「他がやってないからその分の売上を取りに行くだけ。人件費等の諸費用の方が高くつき無駄でしかない」(30代男性、販売・サービス職)
と"辛うじて別途手当てはつく"ところもあるようだ。
「休めないが、誰かが働くことでイベントを楽しめる人たちがいる」
販売・サービス職40代女性の職場も「時給が100円だけアップする」というが、切実な持論も述べている。
「休んでも外出すればお金がかかる。仕事をしていれば、出かけられない理由ができる。人が足りていないのと、休んだら自分の居場所が無くなるんじゃないかという不安もある」
一方、女性は、
「この仕事をしていれば、みんながイベントで楽しくしている時に休めないが、誰かが働くことでイベントを楽しめる人たちがいる。逆に平日休みたくても休めない人もいるから、あまり気にしなくなった」
と前向きな気持ちもあると述べている。
「私も年末年始くらい、家でテレビを見たり初詣に並んだり初売りに行きたい」
百貨店勤務の50代女性は、店舗自体が年末年始も営業するため休めないが、「30年以上この仕事なので疑問すら感じません」という。ただ、女性にも悩みはあるそうだ。
「どこも混んでいるでしょうし、今さら休みになっても何をすればいいか、どこへ行けばいいか分かりません。困るのは同窓会。皆休みだろうからと正月に行われるのですが、1度も参加したことがありません。今では誘われなくなりました」
鉄道会社に勤める20代男性も年末年始に休みはない。出勤手当は出るが、振替休日は元日の1日のみ。大晦日の終夜運転は、「勤務から外れろ」と毎年祈っているそうだ。
「本社の人間は年末年始にたっぷり休めるのに、こちらは仕事。私も年末年始くらい、家でテレビを見たり初詣に並んだり初売りに行きたい」
と心境を綴っている。
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