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レストラン、ホテル、オーガニックコスメ専門店を備えた複合施設「グッド ネイチャー ステーション」が京都に開業

2019年12月08日 14:12  Fashionsnap.com

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ロビーの様子
複合施設「グッド ネイチャー ステーション(GOOD NATURE STATION)」が12月9日、京都の河原町通り沿いにオープンする。運営会社は京阪ホールディングスとグループ会社のビオスタイル。オーガニックの食料品やコスメを販売するショップ、レストラン、ホテルを備え、循環型社会に寄与しながら健康的で美しく質の高い暮らしを送るライフスタイル「BIOSTYLE」の発信拠点として運営する。
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 グッド ネイチャー ステーションは9階建てで、延床面積は約2万7,000平方メートル。高島屋京都店に隣接し、双方の店舗をシームレスに利用できるように3階に歩行者用通路を設ける。地球環境への配慮と持続可能な開発目標の達成のための取り組みとして、施設内に生ゴミ処理機を設置するほか、プラスチックの蓋が不要なバタフライカップの採用やホテルのアメニティは極力少なくするなどプラスチックゴミ削減に努めるという。
 1階の食品フロア「GOOD NATURE MARKET」のマーケットでは、有機野菜や果物、健康にも地球にも優しい地元生産者の商品に加え、京阪グループのオリジナルフードブランド「シゼン ト オゼン(SIZEN TO OZEN)」を販売。このほかに、自然派ワインをテイスティングマシーンで楽しめるテイスティングバー、トランジットジェネラルオフィスのプロデュースによるカジュアルダイニング型のレストラン&バー「エルタン(ERUTAN)」、アートギャラリーのような空間にスイーツを並べるパティスリー&チョコレート「ラウ(RAU)」がオープンする。2階のプレミアムガストロノミーフロア「GOOD NATURE GASTRONOMY」には、鹿児島のイタリアンの名店「カイノヤ(CAINOYA)」など3店舗が揃う。
1階の食品フロア「GOOD NATURE MARKET」
 心と体に活力をチャージする「トータル・リジュビネーション・スポット」がテーマの3階フロア「GOOD NATURE STUDIO」では、ラウのスイーツを提供するカフェや、職人や作家のクラフトを販売する「カソケキ(KASOKEKI)」、トータルビューティーサロン「眠れる森の美女」、京阪グループ初のオリジナルコスメブランド「ネモハモ(NEMOHAMO)」が軒を連ねる。ネモハモは植物を低音真空抽出法でエキス化し、天然成分のみを配合した商品を開発。クレンジングオイルやブースターなどのスキンケアラインと、シャンプーやトリートメントなどのトイレタリーラインを展開する。
オリジナルコスメブランド「ネモハモ(NEMOHAMO)」
 4階~9階に入居するホテル「GOOD NATURE HOTEL KYOTO」は、ツイン120室、ダブル21室の全141客室を備える。天然木を基調とした内装で、24時間周期の生体リズム「サーカディアンリズム」に合わせて照度などを制御する照明を導入し、心地よさを追求する。4階にはヴィーガンメニューも用意するカフェレストラン&バー「ヒソップ(Hyssop)」を併設。枯山水の中庭ではヨガなどのプログラムを開催するほか、宿泊者向けの館内ツアーや座禅などのアクティビティーを提供する。

■GOOD NATURE STATION開業日:2019年12月9日(月)所在地:京都市下京区河原町通四条下ル2丁目稲荷町318番6アクセス:京阪電車・祇