「ZOZO」創業者で実業家の前澤友作氏が12月6日、ツイッターで"お金の使い方"に関する持論を展開した。前澤氏は「お金の使い方はとても大事。うまく使えば減るどころか増える」と述べ、例を挙げる。
「お金使って思いきって海外留学行く→英語ペラペラに→英語使えるから会社で大抜擢→給与上がる→留学費すぐ回収できて→結果お金増える」
また「もし〇〇円あったらどう使う?」という授業があれば「中高生くらいであっても楽しい」としている。
「人生一度きり、作った軍資金をどこで仕掛けて、何を買うのか、何に使うのか」
リプライ欄には「そういう教育を子供の頃から学びたかった」といった同意の声も見られたが、「まず生活に必死」などお金がなくて余裕がないという人も少なくない。前澤氏は投稿の約10分後、「お金ないから使えないはナシね笑」とツイートし、
「ないなら、何かを諦めるか、借金するか、もっと働くか。いずれにせよどこかで勝負して仕掛けないと。人生一度きり、作った軍資金をどこで仕掛けて、何を買うのか、何に使うのか。使わないと大きくは増えないです」
とコメントしている。しかしリプライ欄には「そのお金に困ってます」「お金が無いので使えない、ホントの事なので、ナシはナシ」という声も少なくはない。前澤氏とフォロワーとで、お金に対する認識が大分違うようだ。
「お金なんて消えてなくなったら、もっといい社会になるような気もするんだよね」
前澤氏は11月29日、「1000億円を通帳に記帳してみた」という動画でYouTuberとしてデビューした。今月5日に投稿された動画では、お金について「ありがとうの気持ちを見える可したもの」「お金を使う=誰かにありがとうを言う感覚」と語っている。
惜しみなくお金を使う前澤氏だが、コンビニでリップを購入した際、「521円って結構高いよね。300円くらいなんだと思ってた」と話す一面も見せた。また、「世の中にお金なんてなくなればいいと思ってる」とも話す。
「お金なんて消えてなくなったら、もっといい社会になるような気もするんだよね。いがみ合いのない、お金による変な競争のない」
今年8月投稿のnoteでもこのことについて綴っている。資産家である前澤氏が言うと矛盾するのではという指摘について「本当に、おっしゃる通りなのですが、残念ながら現行資本主義のシステムの中ではまだまだお金の力は無視できません」とコメントしている。