2019年12月06日 07:32 gooランキング
1位は「カルピス」!
見事1位に選ばれたのは、1919年(大正8年)7月に日本で初めての乳酸菌飲料として発売された「カルピス」でした。カルピスの生みの親である三島海雲氏が中国の内モンゴルを仕事で訪れた際に、現地の遊牧民が飲んでいた「酸っぱい乳」と出会い、それをもとにおいしく体に良い飲み物として開発したのだそう。白濁色の爽やかな見た目に、ほのかな酸味とすっきりとした甘さで今も昔も子どもたちに大人気。1位の順位も納得ですね。2位は「ヤクルト」!
続いて選ばれたのは、カルピスに並ぶ日本の乳酸菌飲料の代表格、「ヤクルト」でした。京都帝国大学(現・京都大学)で人の健康に役立つ乳酸菌の強化・培養に成功したヤクルト創始者の代田稔博士が、1935年(昭和10年)に福岡市で製造・販売したのがヤクルトの誕生となったそうです。当初のヤクルトは、カルピス同様に薄めて飲む希釈タイプで、発売からしばらくはガラス瓶入りでした。現在のようにプラスチックのボディーにアルミニウム箔のキャップがついた容器になるのは、1968年(昭和43年)のこと。ちなみに、あのキャップに歯で穴を開けてチュウチュウ吸い出すのが子どもには楽しいものですが、キャップをはがしてから飲むのが正しい方法だそうです。3位は「森永マミー」!
3位には「森永マミー」がランク・イン。ライオン、カバ、キリンなど動物のキャラクターが描かれたパッケージでおなじみ。カルピス、ヤクルトほどではないですが、1965年(昭和40年)発売開始というロングセラー商品。動物のキャラクターが描かれるようになったのは1975年に紙パックの商品が登場してからだそうです。ヤクルトに似た薄い橙色をして、味もヤクルト系の優しい甘さとほど良い酸味が特徴ですが、森永マミーの魅力の一つはコップにたっぷり注いでグビグビ飲めるところではないでしょうか(ヤクルト数本分の量を一気に飲める!)。そんなことも加味されてか、高い順位に選ばれました。