働いていると、時にはあり得ない場面に遭遇することがある。技術職の30代女性は「復職した時に、部署のメンバーが全員いなくなっていた」と綴る。
このような出来事がきっかけで「退職したい」と感じた人も少なくはない。キャリコネニュース読者から寄せられた"辞めようと思った瞬間"エピソードを紹介する。
面接で求職者の話も聞かず「私は貴方がこの職種に向いているとは思えないです」
販売・サービス職の20代女性は、採用面接をした際の社長の言動が許せずに退職を決意した。社長は主任に面接対応を押し付けただけでなく、
「途中から現れると、その人の話も聞かずに履歴書だけを見て、『私は貴方がこの職種に向いているとは思えないです』と長々と否定する理由を並べ、その場で帰らせた」
というのだ。その様子を見ていた女性は、「話も聞かずに否定する人の会社では働きたくないと思った」という。
福祉関係の職場で働いていた20代女性も、会社の残念な対応を目の当たりにしたことが退職の決め手となった。当時、職場には"ストーカー職員"が在籍していた。ある職員がその職員から被害を受けたことで警察沙汰になったが、会社側は「全面的にストーカーを味方していた」という。
「会社側はストーカーに全面的に味方をし、被害者に嫌がらせをし続けたということがありました。被害者はストレスで入院し、その病院や診断書の情報すらも会社は加害者側に渡していました。
「汚れてる方が仕事してる感があって良いみたいな考えの人もいて、うんざり」
小さな工場に事務員として採用された20代女性は、「入社当日に辞めようと思いました」と綴る。職場は、「10時と3時におやつの時間があり、正直『全然働いてませんがもう休憩?』ってな感じでした」という。
「仕事は簡単で特に難しくはなかったんです。でも就業前に事務所の掃除があり、床を掃いてクイックルワイパーをかけたりしなければならなくて。しかも床が汚いの何の。それが終わったら社長にお茶を持っていくんです」
女性は「今時こんなことさせるなんて時代錯誤と思いました」と振り返る。汚いのは床だけではなく、従業員の中には「汚れてる方が仕事してる感があって良いみたいな考えの人もいて、うんざりしました」という。
「こんなところに長くいても成長がないなと思って、早く辞めてやろうと思ったんですが、有休ないと面接に行けないし。なんだかんだ約1年勤めて無事転職できました。とても良い経験でした」
女性は「あの会社は忘れたくても忘れられないわ」と心境を綴った。
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