[caption id="attachment_113374" align="alignright" width="300"] Image: University of BATH[/caption]ニューロンがうまく機能しないことで起こるアルツハイマー病のような疾患は、ご存じの通り現在において治療が難しい。もし移植できるニューロンが開発されれば医学的な意義はとても大きいだろう。
こうしたなかバース大学、ブリストル大学、チューリッヒ大学、オークランド大学らの研究チームにより、希望の光につながりうる研究結果が発表された。Nature Communicationsに掲載された論文は、本物のように振る舞う人工ニューロンに関して説明してくれている。
・電気信号への反応を正確にモデル化[caption id="attachment_113375" align="alignright" width="300"] Image: University of BATH:Alain Nogaret教授(左)と研究チームメンバー[/caption]
研究チームは同モデルをシリコンチップに実装し、ラットの海馬と呼吸機能に関わるニューロンを再現。人工ニューロンの反応が生体のニューロンを正確に模倣していることを証明した。
・必要電力は従来の10億分の1[caption id="attachment_113376" align="alignright" width="300"] Image: University of BATH:Alain Nogaret教授(右)と研究チームメンバー[/caption]