トップへ

強面過ぎでも憎めない“ヴァンパイア”ネコがSNSで大人気(米)<動画あり>

2019年12月04日 21:32  Techinsight Japan

Techinsight Japan

まるでヴァンパイアのようなネコ(画像は『Loki 2019年10月22日付Instagram「I’ll be doing throwbacks for awhile as Loki is being taken care of in california while I got settled in Seattle.」』のスクリーンショット)
長い牙を持つ“ヴァンパイア”ネコがSNSで人気を博している。“ロキ(Loki)”と名付けられたこのネコは飼い主にはべったりだが、他の人が近寄ると噛みつくこともあるようで、まさにヴァンパイアそのもの。じっとしているとまるで怒っているかのような面持ちにも「憎めない」「可愛い」などと黄色い声があがっているようだ。

【この記事の動画を見る】

米ワシントン州シアトルに住むケイトリン・コークさん(Kaetlyn Koch)は今から約6年前、シャムネコのミックスの“ロキ”をバーモント州チッテンデン郡の動物保護施設から迎え入れた。美しく青い目が印象的なロキだが、同施設にやって来た当初は、他のネコに攻撃されたため事務所に隔離されていた。また2、3人のスタッフだけにしか懐かなかったが、同施設で仕事をしていたケイトリンさんはどこか憎めないロキに一目惚れし、自宅に引き取ったのだった。

当時8歳だったロキにはもともと“エンジェル”という名前が付いていたのだが、ケイトリンさんは2本の牙を持つ強面の風貌にはそぐわないと、北欧神話に出てくる気まぐれで悪戯好きの神の名前に改名したのだという。

見事な2本の牙を持つロキには“ヴァンパイア”というニックネームがあり、自身のInstagramを持っている。ケイトリンさんがロキの写真を多数投稿するようになったのは2015年頃で、それからロキファンが徐々に増え始め、今では45万7千超のフォロワーを持つスーパースターになった。

ケイトリンさんは15歳になるロキについて、次のように語っている。

「2013年に自宅に引き取ってから数か月は、ロキはベッドの下に隠れ、私との接触をできるだけ避けようとしていました。それでも私を信頼するようになってからは、構ってもらいたくて仕方がないようで私の後を追ってきます。時々鬱陶しく感じることさえあるほどべったりなのです。ロキは今までで飼ったネコの中でも、一番フレンドリーで可愛いんですよ。」

「でもロキが甘えてくるのは私だけで、他の人には噛みつくこともあるのです。2本の牙もそうですが、ロキはまさしくヴァンパイアなのです。」

一見怒っているかのようなロキだが、眠る時もユニークで片目を開けたままなのだそう。心配したケイトリンさんによってロキを診た獣医によると「片目を完全に閉じることはできませんが、視力には問題はありません。また長い牙を持つネコの中には、不正咬合や怪我、歯周病などの問題を抱えていることもありますが、ロキは至って健康です」とお墨付きをもらっているそうだ。



画像は『Loki 2019年10月22日付Instagram「I’ll be doing throwbacks for awhile as Loki is being taken care of in california while I got settled in Seattle.」、2019年10月23日付Instagram「#vampirecat #throwback #cute #kitty」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)