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Spotify、2019年世界&日本のランキング発表 最も聴かれたのはポスト・マローン、2位はビリー・アイリッシュ

2019年12月04日 13:21  リアルサウンド

リアルサウンド

Spotify、2019年ランキング画像。

 音楽ストリーミングサービスSpotifyが、2019年の音楽シーンを振り返るランキングを発表した。(集計期間:2019年1月1日~11月25日)


(参考:Spotifyを有効活用するSCANDAL、マネージャーに聞く“リスナー目線の運用術”


 2019年の「世界で最も再生されたアーティスト」には、今年だけで65億回以上の再生を記録したポスト・マローンが輝いた。最新アルバム『Hollywood’s Bleeding』も、配信開始から僅か12週間で「世界で最も再生されたあるアルバム」の2位となっている。


 2位と3位には、ビリー・アイリッシュとアリアナ・グランデといった女性アーティストがそれぞれランクイン。ビリー・アイリッシュは今年60億以上の総再生回数を記録し、アルバム『WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?』は「世界で最も再生されたアルバム」となった。Spotifyで女性アーティストのアルバムが、年間最も再生されたアルバムとなるのは初めてのことだという。


 また、「世界で最も再生された楽曲」は、この夏のサマーアンセムとして人気を呼び、10億を超える再生回数を記録したショーン・メンデス、カミラ・カベロの「Senorita」。ビリー・アイリッシュ「bad guy」、ポスト・マローン、スワエ・リー「Sunflower – Spider-Man: Into the Spider-Verse」、アリアナ・グランデ「7 rings」、ビリー・レイ・サイラス、リル・ナズ・X「Old Town Road – Remix」がこれに続いている。


 一方、日本国内のランキングでは、あいみょんが「日本国内で最も再生されたアーティスト」に、Official髭男dism「Pretender」が「日本国内で最も再生された楽曲」にそれぞれ輝いた。


 また、「海外で最も再生された国内アーティスト」には3年連続でONE OK ROCKが輝き、「海外で最も再生された国内アーティストの楽曲」は、TK from 凛として時雨「unravel」、宇多田ヒカル、スクリレックス「Face My Fears – English Version」、米津玄師「ピースサイン」、KANA-BOON「シルエット」と、映画・アニメ・ゲームなどに関連する楽曲が上位を占拠しているのも特徴的だ。


 ほかにも、2019年はポッドキャストが大きな成長を遂げた一年に。Spotify上で利用できるポッドキャストの番組数は現在50万を超え、世界のポッドキャストのリスナー数も前年比50%以上増加。コメディ、社会・文化、犯罪ドキュメンタリー、ニュース、健康に関するポッドキャスト番組が特に人気を博している。


 今年は2010年代最後の1年ということもあり、Spotifyは過去10年間に世界で最も再生されたアーティストのランキングを合わせて発表。第1位は280億以上の総再生回数を記録したドレイクで、エド・シーラン、ポスト・マローン、アリアナ・グランデ、エミネムがこれに続いた。なお、過去10年で最も再生された楽曲には、23億回以上の再生を記録したエド・シーランの「Shape of You」が輝いている。