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『いきなりマリッジ3』第3話ーー出会って5日目で新婚旅行、新郎が新婦に言えない“あること”とは?

2019年12月04日 07:11  リアルサウンド

リアルサウンド

『いきなりマリッジ3』(c)AbemaTV

 初対面の男女が出会ったその日に婚姻届を書き、そのまま30日間の“新婚”生活を送る“新婚”観察リアリティーショー『いきなりマリッジ』待望の第3シーズン。その第3話が、11月30日よりAbemaビデオにて配信されている。


(参考:『いきなりマリッジ3』第2話ーー出会って3日目の新婚夫婦、新郎の親友も認めるほどの安定感


・「(ヒナに)言えなかったことがあった」
 “新婚”生活5日目に、新婚旅行へと向かった新郎ジュンペイ(39歳)と新婦ヒナ(24歳)。新婚旅行先のオーストラリア・ケアンズで、ジュンペイはヒナに打ち明けられない“あること”に頭を悩ませていた。


 新婚旅行前のインタビューで「どんな旅行にしたいですか?」と問われたヒナは、もっと親密になりたいとコメント。まだ互いに探り探りなところがあると感じているヒナは、二人の間にある薄い壁をなくしていきたいと語った。新婚旅行後の理想は、「めっちゃ夫婦」と無邪気に答えていたヒナ。「話しておきたいことは?」という質問にも「すごく短気だけど大丈夫? ぐらいです」と笑う。


 一方、ジュンペイには“打ち明けたいこと”があった。一人で暮らす母親を思い、30日の“新婚”生活を終えたら「実家(静岡)に帰りたい」という。“新婚”生活が終わるギリギリに打ち明けるのは誠実ではないと考えながらも、どのタイミングで伝えるべきかと、考えあぐねているようだった。


 オーストラリアに到着した二人は、さっそく仲睦まじい様子を見せる。ケアンズ水族館で、海の生き物を見つめる二人の距離は恋人そのもの。ディナーでは互いの印象について語り合い、ヒナは「(ジュンペイが)良い人だなあって」とはにかんだ。ジュンペイもまた「初っ端から合う感じがあったのは、ずっと変わらず」と微笑む。ヒナはジュンペイと話すとき、度々幸せそうな笑顔を浮かべる。ジュンペイと初めて会ったときも、「運命の人」と出会えた、その喜びに満ちた笑顔を見せていた。「マジで奇跡」と嬉しそうに声を弾ませるヒナからは、ジュンペイへの想いが溢れている。


 そんな二人の様子を見て、番組MCの紗栄子は「ずーっと惚気、見させられてる」と指摘。“30日で結婚”することに驚いていたゲストのアレクサンダーも「(ジュンペイとヒナが)お似合いなんだよねー」と感心していた。


 和気藹々としたディナーの席で、ジュンペイは「言いたいことがあった」とついに話を切り出す。猫アレルギーの話題を通じて、実家で暮らすことについて慎重に明かそうとするが、ヒナは「一緒に住むってなったら“猫飼うの”?」とキョトン。ジュンペイの親友との食事の場で、彼が実家で猫を20匹以上飼っていることを知っていたからだ。ヒナの返事に「(ジュンペイの)実家に住む気はない」と察したジュンペイは、それ以上話を進めることができなかった。インタビューで彼は、「初日で言って、この後の新婚旅行つらくなったらどうしよう」と不安を口にしていた。この思いもまた、ジュンペイの優しさを表しているが、タイミングを見つけられないもどかしさは、彼を苦しめることになるだろう。


 ディナーのあと、インタビューに応じたヒナ。部屋に戻ったあと、二人の間に少し距離ができたと話す。今後の展開に不安を抱きながらも、ヒナは「まあ、頑張ろ」と、どこまでも前向きだった。「実家で同居したい」というジュンペイの本心を知らないヒナ。彼女のおおらかな一面が、二人の関係に明るい兆しを与えることを期待したい。


 MCとゲストの3人は、ジュンペイがどのタイミングで告白するのかを気にかけていた。しかし、陣内智則が「これぐらいの問題あった方がいいよね。これをいかに乗り越えていくか」と言っていたように、目の前に立ちはだかる壁を二人で乗り越えていくことも、一緒にで生きていく上で大切なことである。


 次週は、オーストラリア新婚旅行後編。ジュンペイは「実家で暮らしたい」という思いをヒナに伝えることができるのだろうか。


(片山香帆)