エアトリは12月3日、「年末年始の過ごし方」に関する調査結果を発表した。調査は11月にネット上で実施し、20~70代の男女963人から回答を得た。
前後の土日に挟まれ、最大で9連休になる今冬の年末年始。「何をして過ごす予定か」を聞くと、最多は「自宅でゆっくり休む、たくさん寝る」(46.2%)だった。2位は定番の「大掃除」(26.4%)。以降は「買い物」(23.2%)、「帰郷、里帰り」(22.1%)、「外食」(18.2%)などが続いた。
レジャー予算は「10万円未満」が7割以上
6位以降にも「海外旅行」(17.5%)、「家でDVD鑑賞」(12.9%)、「映画鑑賞」(10.9%)、「読書」(10.3%)、「趣味に没頭」(9.4%)と続いたが、6位の「海外旅行」以外はあまりお金のかからない予定が多かった。
実際にレジャーにかける予算を聞いたところ、トップ3が「1万円以上5万円未満」(31.5%)、「5万円以上10万円未満」(21%)、「1万円未満」(19.5%)と7割以上の人が「10万円未満」と答えた。一方、「50万円以上」(3.7%)という人も少数ながらいた。
年末年始、2割近くが「最大10連休以上」と回答
「会社が休みになる日」を複数回答で聞いたところ、やはり12月28日から1月5日の9日間に集中した。「12月28日」(66%)についてはやや低かったものの、残りの期間はいずれも7割以上が「休みになる」と回答。一方、休む人が最多だった「1月1日」(85%)でも残りの15%の人は仕事があることが分かった。
続いて、「年末年始に合わせて有休を取る予定があるか」を尋ねると、7割以上が否定(72.2%)した一方、「予定がある」(15.6%)と「検討中」(12.3%)の合計3割近くが有休取得を考えているようだ。
回答者に休む予定の日を聞くと、12月28日から1月5日をのぞいた最多は「12月27日」(40.2%)。次いで、「12月26日」(24.4%)、「1月6日」(23.4%)、「12月25日」(16.7%)と連休の前後に集中し、有休を使って連休を延長する場合は、年始よりも年末に休む傾向があった。
また、「年末年始は最大何連休か」を聞くと、最多の「9連休」(39.4%)は4割にとどまった。次いで、多かった回答は「連休はない」(10%)と厳しい現実も明らかに。3位は同率で「8連休」「10連休」(各9.5%)が並んだ一方、「10連休以上」(19.2%)と答えた人も2割に迫ったことから、連休の長短は人によって両極端に分かれることが分かった。