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【電力・ガス業界編】給与の満足度が高い企業1位は大阪ガス「大企業だけあって、相応に報酬は高め」

2019年12月03日 07:10  キャリコネニュース

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企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」は10月、「電力・ガス業界の給与の満足度が高い企業ランキング」を発表した。電力・ガス業界に属する企業をピックアップし、キャリコネのユーザーによる「給与の満足度」評価の平均値が高い順にランキングにした。【参照元:キャリコネ】

調査対象は、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「電力・ガス」に記載の企業のうち、対象期間中に「キャリコネ」に20件以上評価が寄せられた企業。対象期間は、2016年4月~2018年3月。

1位は「大阪ガス」で、給与の満足度は4.06。2位以降、「J-POWER(電源開発)」(3.65)、「東京ガス(東京瓦斯)」(3.60)、「東北電力」(3.58)、「中部電力」(3.50)と続く。

大阪ガス「海外進出で成功が続けば、さらに現場が潤い、将来性も期待できる」

1位の大阪ガスについては、

「大企業だけあって、相応に報酬は高め。年功序列になっている部分は否めないが、高水準であるのも事実。ガスという人々の生活に不可欠なインフラを扱っているため、安定感がある。海外進出で成功が続けば、さらに現場が潤い、将来性も期待できる」(ルートセールス/20代前半男性/年収300万円/2014年度)

といった口コミが寄せられている。京阪神を中心に事業を展開する「大阪ガス」は、1897年(明治30年)に設立され、1905年にガス供給を開始した。2000年に電力小売自由化がスタートしてからは電力事業にも進出。完全自由化となった2016年からは一般家庭にも電力の販売を始めている。

社員のワークライフバランスに関しては、最長で子どもが満3歳になるまで取得できる育児休業、小3まで利用できる短時間勤務、在宅勤務など、さまざまなサポート体制を整備。出産や育児によるブランクが今後のキャリアパスに影響しないよう、職場復帰プログラムも用意されている。また、女性の採用比率や管理職比率のアップにも積極的に取り組んでいる。「くるみんマーク」を取得したり、「なでしこ銘柄」に選定されたりと、こうした取り組みは外部からも評価されている。

長時間労働削減への取り組みに関しては、ノー残業デーや退館時間のルールの設定、会議の短縮化などを行っている。2019年3月期の有価証券報告書によれば、平均年間給与は約667万円。