12月を迎え、いよいよやってくる忘年会シーズン。参加したいと思いながらも財布事情と格闘している人も少なくはないだろう。パーソルキャリアは12月2日、「年収1000万円プレイヤーの飲み会事情」に関する調査結果を発表した。
調査は今年8月にネット上で実施。年収1000~1100万円未満のビジネスパーソン(以下、1000万円プレイヤー)400人と、日本の平均年収層である年収400~500万円未満のビジネスパーソン(以下、平均年収層)400人を対象とした比較調査となっている。
昨年の会社関連の忘年会への参加回数を聞いたところ、「1~2回程度」が1000万円プレイヤー(59.5%)と平均年収層(56.3%)の両者ともに最多となった。
行きたくない飲み会の断り方、年収1000万円層「家族を理由にする」、平均層「体調不良」
一方、「3回以上参加している」と回答した1000万円プレイヤーは合計22.3%で、平均年収層(10%)と10ポイント以上の差をつけた。また、「忘年会に全く参加していない」は1000万円プレイヤーが18.2%、平均年収層は33.8%となっている。
よく行く二次会の場所は、「居酒屋」が1000万円プレイヤー(81.8%)、平均年収層(73.4%)ともに最多となった。差がついたのは「バー」(1000万円プレイヤー23.7%、平均年収層13.4%)や「スナック」(同順11.8%、6%)で1000万円プレイヤーが大きく上回った。平均年収層はその分「カラオケ」(46.7%、1000万円プレイヤー39.4%)を利用している人が多いようだ。
行きたくない飲み会の断り方について、1000万円プレイヤーは、1位「先約があると言う」(54.9%)、2位「家族を理由にする」(30.9%)、3位「体調不良」(23.0%)。
一方、平均年収層のトップ3は「先約があると言う」(46.6%)、「体調不良」(29.6%)、「家族を理由にする」(25.3%)と1000万円プレイヤーの2位と3位が入れ替わる形となった。また平均年収層は「断らない」(9.7%)が1000万円プレイヤー(7.5%)を上回った。