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Xmasまで少しずつ楽しむシュトーレンの話

2019年12月02日 12:02  オズモール

オズモール

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◆クリスマスまで少しずつ楽しむドイツの伝統菓子・シュトーレンの話。料理家・星谷菜々さんが教えてくれた、おいしい食べ方も

クリスマスシーズンになると日本のパン屋さんやパティスリーでよく見かけるようになった、ドイツ生まれのシュトーレン。ドライフルーツ、ナッツ類やバターを生地に練り込み、発酵させて焼き上げたずっしり重い伝統菓子は少しずつ食べるのが習わし。そんなシュトーレンの由来を紐解きながら、料理家・星谷菜々さんおすすめの楽しみ方を「ドンク」のシュトーレンを使ってご紹介します。



約3週間かけて味わうドイツの伝統菓子・シュトーレン
14世紀(1300年代)、ドイツのザクセン州ドレスデンが誕生の地といわれるシュトーレン。白い粉砂糖がたっぷりかかったその様子は、生まれたばかりのイエスを毛布でくるんだ姿をイメージしたとも伝えられている。そんなドレスデンでは、12月の第1土曜日に伝統行事・シュトーレン祭りを開催。約150人のパン職人によって約3.4トンの巨大シュトーレンが市街地をパレード。そのあと、ひと切れずつ販売される。

11月に入るとパン屋さんやパティスリーだけでなく、スーパーマーケットにもシュトーレンが並ぶドイツ。アドべントのスタート(クリスマスの3週間前の日曜日)と共に、クリスマスまでの心の準備として、少しずつスライスしていただく。この時期の各家庭では、来客にもシュトーレンでおもてなしするのが習慣だそう。

特徴は、ラム酒などの洋酒に漬けたレーズンやオレンジピールなどのドライフルーツと、アーモンドやクルミなどのナッツが入っていること。バターをたっぷり使用した密度の濃い生地は食べ応えあり。時間が経つとドライフルーツと洋酒が熟成されるため、味に深みが増してくる。


◆おうちで簡単!シュトーレンのおいしい食べ方
表面が固めのシュトーレンを食べ慣れてない人も多いはず。そこで、おすすめの食べ方を料理家・星谷菜々さんに教えてもらいました。ぜひ参考にしてみて。



01_なるべく薄目にカットしよう
食べる分だけカットしたら残りは冷凍庫で保存を
重量感たっぷりのシュトーレンは、約1cmの幅に薄くスライスしてひと切れずつ味わうのが本場・ドイツ流。ドライフルーツやナッツ類がぎっしり入っていて崩れやすいため、片手を添えながらゆっくりナイフを入れて。

食べる分だけカットしたら、残った分はおいしさを封じ込めるようしっかりラップを巻くこと。涼しい場所なら3週間程度(商品による)常温保存が可能。ドライフルーツと洋酒が熟成されていく味わいを、2~3週間かけて少しずつ楽しんで。



02_グリューワインでXmasムードを盛り上げる
スパイスの効いたグリューワインはシュトーレンとの相性抜群
飲むと体がポカポカしてくる冬のヨーロッパの定番、ホットワイン。ドイツではグリューワインと呼ばれ、クリスマス時期のは4週間にわたって開かれるクリスマスマーケットには、多くのグリューワインの店が登場する。濃厚で甘いシュトーレンと、スパイスが効いたワインが口の中で調和され、ちょっと大人の味わい。今年のクリスマスは、本場のクリスマスムードを満喫してみるのもよさそう。

グリューワインは冷蔵庫で保存して、飲む直前に温め直して味わおう。