◆玉手箱や組子細工がモチーフ。和の美しさとおいしさを取り入れた「ホテル雅叙園東京」の【クリスマスケーキ2019】
目黒のミュージアムホテル「ホテル雅叙園東京」からは、全8種類のクリスマスケーキが登場。ペストリー料理長の生野剛哉さんは「シンプルに素材を生かすこと」を大切にしながら、アイデアが詰まったケーキを創り出す匠。今年も「玉手箱」や「KUMIKO・柚子」など、ホテルに点在する美術工芸品をモチーフにしたクリスマスケーキが、圧倒的な存在感を放つ。いちごや抹茶など“和”のおいしさを散りばめた技ありケーキに魅了されて。
玉手箱 de Noel 32400円
かつてホテルが“昭和の竜宮城”と呼ばれていたことにインスピレーションを受けて誕生した2段の「玉手箱」。
美しい文様が描かれたホワイトチョコレートのフタを開けると、上段の箱にはシシリアン、フルリール、栞杏とショップで人気のガトー3種類、和柄が美しい手毬チョコ、木苺のボンボンショコラ、天井画ショコラ、チョコレートブラウニーが色とりどりに収められてる。下段には、嘉山農園の苺をふんだんに使用した格子模様のショートケーキ。
夢のような時間をもたらせてくれる、贅沢なスイーツセレクトボックスだ。
KUMIKO・柚子 5076円
雅叙園にある組子細工の独創的なデザイン。型作りから手掛けたというチョコレートの組子に囲まれたミルクチョコレートムース。中にはオレンジのダックワーズや、香り立つ柚子のクリーム、ザクザクとしたロイヤルティーヌやヘーゼルナッツのキャラメリゼがアクセント。
ケーキの中心には削ったクルミが立てられ、それに火を灯せばまるで“行灯”のよう。今までにないアイデアに脱帽する、ロマンティックなサプライズもお楽しみに。
嘉山農園の苺ショートケーキ 4号4104円/5号4860円
パティシエが指名買いするほどのおいしさを誇る嘉山農園のいちご。完熟した状態で収穫するため、果肉の柔らかさ、ジューシーさが群を抜いている。生野シェフも「香りが素晴らしい」と絶賛するいちごを、惜しげもなく使用したショートケーキがクリスマス仕様に。
乳脂肪分が異なる生クリームを2種ブレンドした口どけのいいクリームに、弾力のあるジェノワーズ生地。いちごが引き立つよう計算し尽くされた、絶品ショートケーキをどうぞ。
ペール・ノエル 4644円
マスカルポーネムースとフランボワーズのムース、そして甘酸っぱいフランボワーズのジュレ、チーズとワインのスフレを重ねた、ふんわりと溶けるケーキ。
イチジクやいちごのドライフルーツが、食感と味わいのアクセント。サクサクとしたサブレが軽やかさをプラス。
サンタの帽子モチーフの愛らしいデザインが、華やかにテーブルを演出してくれる。
マロンカシス 4860円
フランス産の濃厚なマロンクリームに、ヴィヴィッドな酸味が印象的なカシスのムースやコンフィチュール。クルミのビスキュイの香ばしさも後を引く、シャンパンにぴったりの味わい。
トップには、ショコラでできたクリスマスツリーとオーナメント、ブラックベリーが飾られ、大人らしい落ち着いたルックスに仕上がっている。
ブッシュ・ド・ノエル・ジャポネ 4644円
抹茶と黒胡麻の「ガトーオペラ」をベースに、ホワイトチョコレートのムースをふんわり重ねた、和洋折衷のおいしさ。香ばしい胡麻のクリーム、ふっくらとした大納言や、ほろ苦い抹茶のビスキュイが奥深い味わいを演出する。
日本の冬の花・椿を象ったチョコレートも添えられた、「ホテル雅叙園東京」ならではの美しいクリスマスケーキ。
ピティヴィエ・ノエル 4104円
バターで生地を織り込んでいく「逆折りパイ生地(フィユタージュ・アンヴェルセ)」は、ほろほろと崩れる繊細な食感と、芳醇なバターの香りが魅力。このパイ生地に、和栗とアーモンドクリームをたっぷり包み込んで焼き上げた、贅沢なクリスマスパイ。
雪の結晶やクリスマスモチーフのアイシングクッキーが飾られたデザインも、愛らしい。
シュトーレン 2916円
国内のシュトーレン大会で3位を受賞した「ホテル雅叙園東京」のオリジナルレシピで作られているアルザス風シュトーレン。生地にはマジパンが隠され、ナッツやドライフルーツの洋酒漬けがバランスよく散りばめられている。バターが香る、しっとりとした重厚な味わいが後を引く。
クリスマスがくるまでのひと時を、少しずつスライスしながら召し上がれ。