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【コンサルティング業界】休日の満足度が高い企業ランキング1位は野村総合研究所「休日出勤した場合は、振替休日を取ることが指導されている」

2019年12月02日 07:10  キャリコネニュース

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企業口コミサイト「キャリコネ」は11月上旬、「休日の満足度が高い企業ランキング」を発表した。コンサルティング業界に属する企業をピックアップし、キャリコネのユーザーによる「休日の満足度」評価の平均値が高い順にランキングにした。【参照元:キャリコネ】

調査対象は、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「コンサルティング」に記載があり、対象期間中に「キャリコネ」に20件以上評価が寄せられた企業。対象期間は、2015年4月~2018年3月。

1位は「野村総合研究所」で、休日の満足度は5点中3.52。2位以降、「アビームコンサルティング」(3.46)、「日本アイ・ビー・エム」(3.44)、「アクセンチュア」(3.14)、「デロイトトーマツコンサルティング」(2.91)と続く。

野村総合研究所「45時間を超えない現場が多くなっている」

1位「野村総合研究所」の働く人からは、

「休日の出社は、残業の延長としては通常行われず、その日にしかできない作業があるため出社するという位置づけのものが多い。休日出勤した場合は、振替休日を取ることが指導されており、2ヶ月以内に振替休日の取得ができなかった場合は、残業代が支払われる仕組みとなっている。ここ数年は、労働時間の制限が厳しくなってきており、残業については45時間を超えないように言われる現場が多くなっている」(カウンターセールス/30代前半女性/年収800万円/2017年度)

といった口コミが寄せられている。同社は、野村総合研究所は国内最大のシンクタンクであり、システムインテグレーターとして企業の経営戦略立案からシステム構築・運用もサポートしている。

すべての付加価値の源泉を「人」と考え、教育制度や評価制度を充実させている。専門職に関しては年功序列ではなく、業績や成果、能力に応じて評価。また、2016年から2017年にかけては東京・横浜・大阪の大規模拠点を移転し、フリーアドレス型レイアウトの採用や朝食・夕食も摂れるカフェテリア、企業内保育所の開設など、働きやすい環境づくりに注力している。

こうした取り組みにより、「第9回ワークライフバランス大賞」優秀賞受賞や「えるぼし(最高位「三つ星」)」「プラチナくるみん」の認定、「なでしこ銘柄」「健康経営優良法人(ホワイト500)」への選定など、外部機関からも高い評価を得ている。2019年3月期の有価証券報告書によれば、平均年間給与は約1222万円と高額だ。