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亀田三兄弟の父・史郎氏のYouTubeチャンネルなぜ人気? 興毅へのドッキリ動画が大ヒット

2019年12月02日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

動画サムネイルより

 亀田三兄弟の父親として知られる亀田史郎氏が11月27日、自身の公式YouTubeチャンネル「亀田史郎チャンネル」にて、長男で元プロボクシング世界チャンピオンの亀田興毅にドッキリを仕掛ける動画を投稿した。


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 そもそも、史郎氏がYouTubeチャンネルを運営していたということを知っていた人はそこまで多くないのではないだろうか。どんなチャンネルなのかというと、次男・大毅とのボウリング対決に、娘・姫月を3分でフルメイクする企画、男手一つできょうだいを育ててきたがゆえに身に付いたのであろう料理のスキルを活かしたクッキング企画、さらには、日本ボクシング連盟元会長・山根明氏とのコラボ企画など、豊富なボクシング人脈と亀田家のリソースをフル活用した、バラエティに富んだ動画がアップされており、実に面白い。


 中でも「ドッキリ企画」は、亀田史郎チャンネルにおける人気定番企画の一つ。「史郎氏が刺青を入れていたら?」「娘・姫月が隠れてタバコを吸っていたら?」「史郎氏が西成のおっさんに絡まれたら?」など、史郎氏は時に仕掛け人、時にターゲットに回るという大車輪の活躍を見せているのだ。


 今回の長男・興毅に対して仕掛けられたドッキリ企画は、「もしもプライベートで外食に非常識なファンが突撃してきたらどんな反応をするか??」というもの。非常識なファン役を演じるのは、史郎氏の依頼を受けた若手俳優2名。その場に居合わせる史郎氏はもちろんのこと、次男・大毅、お店の店長も仕掛け人側にまわって、唯一のターゲットとなった興毅の反応を見ていくことになった。


 ドッキリが始まり、手筈通りに店長から「興毅さんの大ファンの方がいらっしゃってて、(案内しても)大丈夫ですか?」と告げられると、興毅は「全然良いですよ。ちょっと、いくわ」と気さくに返答。すると、すぐに非常識なファンを演じる若手俳優2名はズカズカと無遠慮に家族が団らんする個室へ入ってきた。


 そこで興毅は「いきなりガーンって入ってくるんやな(笑)」と言い、「全然ええねんで、俺は気にせえへんけど、すごい厚かましいなって」とピシャリ。フランクな対応ながらも、言うべきことはズバリ言う興毅に気圧されて、俳優2名は「すいません……」と思わずたじろいでしまう。その光景に横で見ていた史郎氏は笑いを堪えることができない。


 そこから気を取り直して、史郎氏とのツーショットを撮りたいと言い出して「興毅さん撮ってもらって良いですか?」とスマホを渡したり、「動画を撮るので、『どんなもんじゃい!』ってやってほしいです」とお願いしてきたりと、次々と無礼を働く俳優2名。それに対して興毅は、「おもろいな!」「新しい!」と笑いに変えつつも、時折「でもな……」と、優しくたしなめるという大人の対応を見せた。


 さらに、あまりに長居する2人を大毅が「出ろや!」と一喝するも、笑みを浮かべてそれをたしなめる興毅。事を荒立てずにこの場をやり過ごそうとする人格者ぶりが発揮され、結局、現場が大荒れすることなく終了した。ネタバラシの際、俳優の一人が「興毅さんが、優しすぎて……」とあまり攻めきれなかったことを明かすと、興毅は「俺、ほんまは怒れへんねん」と一言。続けて、その俳優が「めちゃくちゃ“かめ”対応で……」と言い間違いをすると、興毅は「なんや。かめ対応って! お前、そのほうがシバくぞ!」と笑っていた。


 この言い間違いと、そして、興毅の飾らない人柄により、動画のコメント欄には「こんなに亀対応を実践できてる人初めて見た」「亀対応ってそのままやんけも。おもろすぎ」「亀田興毅 ほんま亀対応やな」と、神対応ならぬ“亀対応”を称賛するメッセージが相次いでいた。


 以前はややダーティーなイメージもあった亀田家だが、ボクシング界での勝利、というプレッシャーからの解放もあり、おそらく本来の姿である、人情味のあるお茶目な一面に脚光が当たるケースが増えてきた。亀田史郎チャンネルの人気も、その一例だろう。今後どんな企画が飛び出すのか、楽しみにしたい。


(こじへい)