人が働く理由として「給料が欲しいから」は大きいのではないだろうか。相応の対価がないと生活していくことが難しくなる。そのため、会社から支給される給料が下がったために退職を決意するケースも少なくはない。
管理・事務職の40代男性からは「自分だけ賞与がなかった」のをきっかけに退職を決意したという声が寄せられた。他にも給料の変化をきっかけに退職を決意したキャリコネニュース読者の声を見ていこう。
「電話で『日給1000円下げる、嫌ならやめてもいい』と言われた」
技術職の50の代男性は「電話で『日給1000円下げる、嫌ならやめてもいい』と言われた」という。給料関係の話を対面でなく電話で行うだけでなく、理不尽な給与体系と上司の態度をきっかけに男性は退職した。
管理・事務職の40代女性は、コネで入社した後輩が自分よりも給料が10万円高いことを知った。「同じ業界でやってきた人ならまだしも、全然違うところから来ていた人だった」といい、上司に抗議した。
「上司に話したら『女子は3年経たないと信用できない』『離婚は女に辛抱がないからだ。それだから仕事も辞めてしまう』と論点ズレまくりで答えられ、腹が立った。こんな人と働くのは嫌だ、と退職を決意した」
給料据え置きで「君、明日から営業ね」と相談もなく命令された
ほかにも、
「社長が娘に代わり、好き嫌いで給料を下げ始めたので速攻でやめました」(50代男性/技術職)
「突然給料を15万円くらいさげられたので、翌日には退職を申し入れた」(50代男性/技術職)
という声も寄せられている。
一方、管理・事務職の20代男性は、給料の変動はなかったが、事務から営業に職種を変更させられて退職を決意した。
「『君、明日から営業ね』と相談もなく命令形式だったのでポカンとしました。土日休みが不定休になり、給料は事務のときのまま、据え置きだったのでサクッと退職しました」
会社の売り上げをつくる営業部門と、営業のサポートにまわる事務では、一般的に営業の方が高い給与を受け取っているところが多い。しかし、何の相談もなく職種変更させられた上に、給料は据え置かれてしまったら納得はいかない。士気が下がるのは当然だろう。
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