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手のひらサイズのマルチ楽器「Obra」が登場! どこでも音楽を制作ができる

2019年11月30日 10:01  Techable

Techable

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テクノロジーとともに楽器も進化して然るべきだろう。今回Kickstarterに登場した「Obra」は演奏の高度化というより、誰もが簡単に演奏できる方向への進化を果たした電子楽器だ。

開発者はシェイカーやカリンバ、ハンドドラムとともにグレープフルーツなどにもインスパイアされてObraを生み出した。

Obraはグレープフルーツよりも小さく、手のひらサイズ。どこでも持ち歩いて音楽制作ができて、楽器が弾けない人にも扱うことが可能だ。
・振ったり回転させたり演奏スタイルは自由で直感的Obraは、表面のパッドに、指でタッチしたりタップしたりすることで音を奏でる。和音を鳴らすこともできるしもドラムの演奏も可能。スライドすることでベース音を鳴らしたり音にエフェクトをかけたりができる。

タップやタッチ、スライド以外にも振ったり、傾けたり、回したりと自由に扱えて、演奏するにしたがって親近感がわくに違いない。

手に納まるこの楽器は、毎日持ち歩いて音楽が制作が楽しめるだろう。
・音楽制作ソフトやアプリからも利用できるスピーカーつきなので、本体と内蔵音源だけでもループを回して曲が作れる。

さらにはMIDIコントローラーとして利用することでより音楽制作の幅が広がりそうだ。その際、GarageBandやPro Toolsといった一般的な音楽制作ソフトが活用できる。

また、iOSやAndroid、MacやPCのアプリが利用できて、これにより演奏や設定を視覚的に行うことが可能。Obraは現在Kickstarterにて支援受付中。89ドル(約9700円)+送料18ドル(約2000円)で手に入れることができる。これまでもユニークな電子楽器を開発してきたArtiphon。Obraにも期待してよいのではないか。

Obra/ Kickstarter