映画『ミッドサマー』の公開日が2020年2月21日に決定。日本版予告編とポスタービジュアルが公開された。
『ヘレディタリー/継承』のアリ・アスター監督、『ムーンライト』などのスタジオ「A24」が手掛けた同作は、スウェーデンの奥地で開かれる「90年に一度の祝祭」を舞台としたスリラー作品。家族を不慮の事故で失ったダニーは民俗学を研究する恋人や友人と共に、住人が陽気に歌い踊り、太陽が沈まず花々が咲き乱れる楽園のような村を訪れるが、次第に不穏な空気が漂い始めるというあらすじだ。R15+指定作品となっている。
ヒロインのダニー役にフローレンス・ピューがキャスティング。共演者には、ジャック・レイナー、ウィル・ポールター、ウィリアム・ジャクソン・ハーパー、ウィルヘルム・ブロングレン、アーチー・マデクウィ、エローラ・トルキアが名を連ねる。
公開された予告編では、白い服に身を包んだ人々が祝祭を訪れたダニーたちを歓迎する様子や、青空の下草原で輪になり、手を取り合って踊る人々の姿、「何かおかしいわ」というダニーのセリフ、「明るいことがおそろしい」というコピーなどが確認できる。ポスタービジュアルには、色とりどりの花が咲き乱れる草原を背景に、花冠を被って涙を流すダニーが写し出されている。
同作は11月2日に行なわれた『第32回東京国際映画祭』のオールナイト上映企画で、オープニング作品として先行上映。鑑賞者からは「地獄なのか天国なのかももうわからない」といった感想があったという。