連続ドラマ『来世ではちゃんとします』が2020年1月8日からテレビ東京「ドラマパラビ」ほかで放送される。
いつまちゃんが『グランドジャンプ』で連載中の同名漫画をもとにした同作。架空のCG制作会社スタジオデルタを舞台に、性に奔放で複数のセフレを持つ女性、「彼氏いない歴=年齢」でBL好きな処女、無責任に女性を弄ぶイケメン、過去のトラウマから処女しか愛せなくなった面食い、風俗嬢に収入の大半を貢ぐ男性らが織り成す物語を描く。
主演を務めるのは内田理央。5人のセフレがいる「性依存系女子」でありながらも、本命の男性の恋人にはなれないという事実に切なさと虚しさを感じている大森桃江役を演じる。脚本を『恋のツキ』『吉祥寺だけが住みたい街ですか』のペヤンヌマキと、『私たちのハァハァ』の舘そらみが担当。監督には三木康一郎をはじめ、湯浅弘章、ペヤンヌマキ、大内隆弘、松浦健志が名を連ねる。そのほかのキャストは後日発表。
テレビ東京のドラマの主演を初めて務める内田は、大森桃江というキャラクターについて「私とは全く違うタイプなので、だからこそすごく興味津々で、桃江ちゃんみたいなタイプの人もそりゃいるよなって思いました」とコメント。また視聴者へのメッセージとして「こじらせ女子にも、パリピ女子にも、どの世代のどんな女の子にも、何かどこか絶対共感できるストーリーがあり、男の人も、女の子を知るために見て頂ければ、モテる秘訣になるのかなと思います」と語っている。
原作者のいつまちゃんは「登場キャラクターは極端な人間ばかりですが、誰かしらには共感できる要素があると思います。たぶん。ちょっとした幸せと、不幸を繰り返す彼らの日常を覗き観て『生き辛い世の中だけど人生そんな捨てたもんじゃないな…』と思っていただけたら幸いです」と述べている。
プロデューサーの祖父江里奈(テレビ東京)は、「恋愛マニュアルを頭では分かっているのに実践できない、ボロボロに傷付くと分かっていながらあえてイバラの道を選択してしまう、そんな恋ばかりしている人たちに寄り添うドラマになればと思います」と語っている。
『来世ではちゃんとします』はテレビ東京での放送に先駆けて1月1日から「Paravi」で独占配信を実施。また、BSテレ東では2020年4月クールに放送予定。
■内田理央のコメント
・オファーを受けた時の思い、台本を読んだ感想
原作の漫画を読んですごく面白かったので、ドラマ化すると聞いてちょっとドキドキしたのですが、素直にこのドラマを見てみたいなと思ってワクワクしました。
・大森桃江の印象や桃江に共感できる所
私とは全く違うタイプなので、だからこそすごく興味津々で、桃江ちゃんみたいなタイプの人もそりゃいるよなって思いました。でも、所々感じる虚しさや寂しさの部分は共感できて、すごく可愛いくておっとりした、女の子にも男の子にも好かれるタイプだなと思います。
・撮影中に楽しみにしていることは?
(桃江が働いている)スタジオデルタの個性豊かなこじらせ男女5人の掛け合いが、このドラマの魅力の一つかなと思うので、そこは本当に楽しく和気あいあいとやりたいなと思います。
・視聴者へのメッセージ
こじらせ女子にも、パリピ女子にも、どの世代のどんな女の子にも、何かどこか絶対共感できるストーリーがあり、男の人も、女の子を知るために見て頂ければ、モテる秘訣になるのかなと思います。なので、共感の為にも勉強の為にも是非見て頂きたいです!
■いつまちゃんのコメント
この作品の原作第1話は、私が桃江たちと同じように映像会社で働いていた頃、終電を逃して駆け込んだ漫画喫茶にてネームを描き上げました。
“平凡だけれど怒涛”の日常から生まれて、読んで支えてくれた全ての方に育てられた、思い入れの深い作品です。キャラクター達に命が吹き込まれた姿が見られるのが本当に嬉しいし、イチ視聴者として心から楽しみです。登場キャラクターは極端な人間ばかりですが、誰かしらには共感できる要素があると思います。たぶん。ちょっとした幸せと、不幸を繰り返す彼らの日常を覗き観て「生き辛い世の中だけど人生そんな捨てたもんじゃないな…」と思っていただけたら幸いです。
■祖父江里奈プロデューサー(テレビ東京)のコメント
テレビ東京では珍しく、女性が主人公の恋愛ドラマをやります。しかし王道のキラキラしたラブストーリーではなく、恋愛観も性癖もこじらせてしまった人物ばかりが登場する、なんともテレ東らしい恋愛コメディです。内田理央さんはとてもキュートでセクシーな女性。でもオタクっぽい一面があったりどこかフワフワしたところがあったりして主人公の桃江のイメージにぴったりです。特に女性に共感して観てほしい作品なので、女性人気が高い内田さんにやっていただけるのがとても嬉しいです。貞操観念のネジがぶっとんでしまったキャラクターをかなり振り切って演じてくれています。脚本は現代を生きる女性の生き様や一筋縄ではいかない恋愛を描く天才、ペヤンヌマキさんと舘そらみさん。そんなおふたりが描く世界を、三木康一郎監督が可愛くポップにコミカルに撮ってくださいます。恋愛マニュアルを頭では分かっているのに実践できない、ボロボロに傷付くと分かっていながらあえてイバラの道を選択してしまう、そんな恋ばかりしている人たちに寄り添うドラマになればと思います。ご期待ください。